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レファレンスサービスのご案内 アポロ11号のアームストロング船長が、月に降り立ったときに最初に言った言葉は何だったか

更新日:2023年6月21日


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2019年7月 »アポロ11号のアームストロング船長が、月に降り立ったときに最初に言った言葉は何だったか [PDFファイル/384KB]

50年前の1969年7月、アメリカの宇宙船「アポロ11号」が、人類史上初の月面着陸に成功しました。それにちなみ、今回は「アポロ11号」の船長であったニール・アームストロング氏の言葉に関する質問をご紹介します。

(※【 】は当館請求記号)

質問:アポロ11号のアームストロング船長が、月に降り立ったときに最初に言った言葉は何だったか

​■『月着陸第1号 アポロ写真集』(朝日新聞社/共編 AP通信社/共編 朝日新聞社 1969)【538/A1/3】

「第3部アポロのあゆみ」のp.62によると、「月面を踏んだのは午後10時56分(21日11時56分),彼の最初の言葉は「これは一人の人間にとっては小さな一歩にすぎないが,人類にとっては大きな躍進である」であった。」とあります。

■『月着陸船開発物語』(トーマス・J.ケリー/著 高田剛/訳 プレアデス出版 安曇野 2019.3)【538.9/3NX/】

p.293に「月面着陸船の白黒テレビのカメラで世界中が見守る中、彼ははしごを降り、月面に足を下ろした。「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である。」と彼は宣言した(注2)。」と書かれています。
また、p.374に上記(注2)の注釈があり、「「一人の」の部分は、アームストロングは言ったと主張しているが、地球側では聞き取れなかった。「A Man on the Moon」Chaikin著 209ページ」と記載があります。

■『人類、月に立つ 上』(アンドルー・チェイキン/著 亀井よし子/訳 日本放送出版協会 1999.7)【538.9/141N/】

「A Man on the Moon」(Chaikin著)の翻訳書です。
p.306に「「これは人間にとっては小さな一歩だが」(一瞬の間)「人類にとっては大きな一歩だ」(この言葉には、その後、永遠に「注」がつけられることになる。帰還後、アームストロングは「……ひとりの人間にとっては(……one small step for a man)」というつもりだった、と語っている。しかし、送信された言葉には、明らかに不定冠詞の“a”は含まれていなかった。“a”は通信の途中で消えたのか、たんに忘れたのかと訊かれた彼は、明らかにその曖昧さを楽しんで、こう答えている。「それは永遠にわからないでしょう」しかし、筆者がテープに残された彼の言葉を聞く限り、“a”は消えたのではなく、忘れられたのだと思われる)。」という記述があります。

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