ヤングアダルトYA!YA!YA!118号

更新日:2023年11月16日

ヤングアダルトYA!YA!YA!118号

>最新号へ >過去に紹介された本へ

涼しさを感じよう!

永遠の夏をあとに

『永遠の夏をあとに』

雪乃紗衣/著 東京創元社 2020.4 913.6/1995NX/ユキ

小学六年生の拓人の前に、弓月小夜子と名乗る少女が現れた。
小夜子は拓人と共に暮らしていたことがあるというが、拓人は幼い頃に神隠しに遭って記憶を失っており、彼女のことを思い出せない。
夏休みを小夜子と過ごすことになるが、小夜子は自分のことを語ろうとせず・・・。
拓人は記憶を取り戻せるのか?小夜子が抱える秘密とは?美しく切ない物語。

氷菓(角川文庫)

『氷菓(角川文庫)』

米沢穂信/[著] KADOKAWA 2001.11 L913.6/18193N/ヨネ

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする主人公、折本奉太郎。気になったことはほうっておけない好奇心旺盛な千反田(ちたんだ)えるが古典部に謎を持ち込む。
省エネ主義の奉太郎はどのようにして謎を解決するのか!
誰も死なない日常ミステリーをぜひご覧あれ。

世界でいちばん素敵な海の教室

『世界でいちばん素敵な海の教室』

藤岡換太郎/監修 三才ブックス 2019.2 452/1NX/YA

海って身近な存在だけれど知らないことも多い・・・。
本書は、海の水はなぜ辛い?海の透明度ってどうやって調べるの?深海の魚が怖い顔をしている理由は?など、海に関する様々な疑問にやさしい文章と写真や図を使って答えます。
読むと海に行きたくなる!

木洩れ日に泳ぐ魚(文春文庫)

『木洩れ日に泳ぐ魚(文春文庫)』

恩田陸/著 文藝春秋 2010.11 L913.6/48882N/オン

生活を共にしていた1組の男女が過ごす最後の夜。他愛ない会話を交わすうち、次第に話は2人が共有する、ある“秘密”へと迫っていく。密室で繰り広げられる心理戦。そして徐々に明らかになる思いもよらぬ真実。
先の読めない展開に、ページをめくる手が止まらない!

古墳の歩き方

『古墳の歩き方』

まりこふん/著 扶桑社 2014.5 210.2/8143N

古墳シンガーとして活躍する著者が、実際に現地を訪れてつくった古墳ガイド。
古墳の基礎知識だけでなく、周辺スポットやグルメなども紹介しています。特に古墳グッズの紹介ページでは「こんなに色々なグッズがあるの?!」と驚かされます。
(古墳を訪問する際は最新情報を確認してください。)