『「ハッピーな部活」のつくり方 　（岩波ジュニア新書）』

中澤篤史/著　内田良/著　岩波書店　2019.8　L1J/17NX​

あなたの部活は楽しいですか？ 「いいえ、しんどいだけ」という人。人間関係に悩んだり、厳しすぎる先生がいたり、もうやめたいと思ったり、悩みがたくさんあるのでは。
この本は部活を研究している大学の先生が書いた「部活の教科書」。そもそも部活って何なのか、変なルールをどう変えるか、悩みに対する考え方を教えてくれます。
しんどい部活を楽しい部活にしてみよう！

『幕が上がる』

平田オリザ/著　講談社　2012.11　913.6/40006N/ヒラ​​

主人公のさおりは高校の演劇部の部長。ある日、県内の演劇強豪校から転校生の中西さんがやってくる。
さらに「元学生演劇の女王」と呼ばれる吉岡先生が副顧問になってくれることになり弱小演劇部は急成長を遂げる。
目指すは全国、演じる台本は「銀河鉄道の夜」！
主人公が演劇を通じて自分自身と向き合い成長していく姿に心揺さぶられる作品です。

『疾風の女子マネ！』

まはら三桃/著　小学館　2018.6　J913/15968N/マ​​

“いい男狙い”の不純な動機で女子マネになった高校生の咲良。
颯爽と風を切るリレーの魅力に引き込まれ、選手を支えるマネージャー業に目覚めていく。過去の挫折と向き合いながら、咲良は少しずつ成長し、チームも一丸、“ONE TEAM”になり、やがて…。
自分が主役じゃなくても、人のためにがんばる咲良がまぶしい！
マネージャーから見た部活動の楽しさ、つらさ、熱さ！ を感じられる作品です。

『なぜヤギは、車好きなのか?　鳥取環境大学のヤギの動物行動学』

小林朋道/著　朝日新聞出版　2012.5　489.8/40N​

なんとこれは世にも珍しいヤギ部のお話。
ヤギ部は鳥取環境大学創立の年大学教員の著者が思いつきで「大学でヤギを飼ってみませんか？」と言ったのがきっかけで誕生。部員の学生がヤギのお世話をして、科学実験もします。
ユーモアいっぱいの文章でヤギの生態を知ることができます。

『さいとう市立さいとう高校野球部』

あさのあつこ/著　講談社　2013.8　913.6/41422N/アサ​

勇作は、少年野球からエース投手として活躍してきたが、高校では野球と決別し、気持ち新たに学生生活をエンジョイしようとしていた。小学校の頃からバッテリーを組んできた一良の誘いも断り、温泉三昧の日々を夢見ていた勇作の前に現れたのは、美術教師にして野球部監督の鈴ちゃん。「どうやっても野球のユニフォームが似合わない」監督、鈴ちゃんとの出会いから、勇作はふたたび野球へと流されていく。
高校生の、ほのぼのとした友情と成長を描いた作品です。