職員の日記帳(2022年1月)

更新日:2022年1月30日

職員の日記帳(2022年1月)

第15回 若者ダンス・カーニバル in 大阪府立中央図書館

投稿者:てむじん 2022年1月30日

ダンスのイベント「第15回 若者ダンス・カーニバル in 大阪府立中央図書館」が、2月13日に開催!

そこで我々YAチームは、このイベントを盛り上げるためにダンス本の展示を始めました。ダンスをテーマにした小説やダンスの踊り方を解説した本、ダンサーが書いた体験記など色々なダンス本を展示しています。
と言っても、ダンス本というだけではどんな本があるか想像つかないですよね。
そこで、ここでは展示している本の中から3冊を紹介します。

・『ルーツ・オブ・ストリート・ダンス:生きる伝説・OHJIが語るストリートダンスの現在・過去・未来』(OHJI/[著] ぶんか社 2001.8)
本書は、ダンス界の大御所、OHJIの人生をダンスとの出会いから一流のダンサーになるまでを綴った本です。ダンサーの生活のリアルを垣間見ることができるのはもちろん、ディスコブームとその衰退、そしてブレイクダンスの登場といったダンスシーンの移り変わりをダンサー目線から辿ることができます。また、そういう難しいことを考えなくとも、氏の波乱万丈の人生は読んでいるだけで楽しいですよ。

・『カズフミくん:数字をふんでダンスがおどれる』(パパイヤ鈴木/著 朝日新聞出版 2012.4)
私はすごく運動音痴なのですが、そんな私でも踊れそうと思ったのがこの本で紹介されている「カズフミくん」です。「カズフミくん」は足元に4つの数字を置いてその数字を踏むだけでダンスのステップが踏めるようになる、というもの。実際にやってみると、「フラミンゴステップ」などは結構難しかったりするのですが、他は大体簡単で、しかも踊っている気分になれます。ダンスに興味があるけど難しそうで足踏みしている方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

・『超展開バレエマンガ谷ゆき子の世界』(図書の家/編 立東舎 2016.10)
バレエの練習なのに滝行!しかも上から岩が落ちてくる!
そんな超展開の連続な漫画を描いた、谷ゆき子という漫画家とその作品を紹介しているのがこの本。漫画が連載されていたのは50年も前なのに、今読んでもその斬新でシュールな世界観に引き込まれてしまいます。
本書は作品が全部掲載されているわけではありませんが、作品の面白さは十分伝わる内容になっているので、気になった方は一度、手に取ってみてください。

他にも、当展示ではダンスに興味のある方が楽しめるのはもちろん、あまり興味のない方にも本を通じてダンスを知ってもらえる本を集めています。
図書館にくる機会があったら、ぜひお立ち寄りください。

この年の記事へ戻る

2022年