職員の日記帳(2020年7月)

更新日:2020年7月31日

職員の日記帳(2020年7月)

時間つぶし

投稿者:てむじん 2020年7月31日

​ようやく梅雨が明けましたね。
早いもので、季節はもう夏になります。
入学やクラス替えなど、4月に環境が新しくなった方々は、そろそろ新生活にも慣れてきたころでしょうか?
「いやいや、まだまだ慣れないなぁ」
という方も、新型コロナで生活様式が大きく変わった今のご時世だと多いかもしれませんね。
これからもまだまだ暑い日が続きますから、
病気にも暑さにも気をつけて、無理のない程度に頑張っていきましょう。…などと、こんなエラそうなことを言っている私も、実は4月から図書館で働き始めたばかりでありまして、初めて書くこの「職員の日記帳」に、何を書いたものかとウンウン唸っている最中だったりします。
考えれば考えるほどドツボにはまっていって、答えの出ないまま時間だけが過ぎていく体験というのは、なかなか嫌なものですね。

(↑ここまで前置き)
と、いうわけで、ぜひとも皆さまにも私と同じ体験をしてもらいたい!
そこで1冊本を紹介しようというのが、今回の日記の本題でございます。
100の思考実験:あなたはどこまで考えられるか』(ジュリアン・バジーニ/著 向井和美/訳 紀伊國屋書店 2012.3)

「トロッコ問題」をご存知でしょうか?
「トロッコに轢かれそうな人たちを助けるためには、レバーを引いてポイントを切り替えなくてはいけない。だけど引いてしまうと、トロッコは別の人を代わりに轢いてしまう…。あなたはレバーをひきますか? 引きませんか?」のような問題です。
この本は、そんなトロッコ問題と同様の問を100題も集めた本なのです!
もちろん「テセウスの船」や「スワンプマン」のような有名どころもバッチリ網羅されています。
家から出るのが難しいこの時期に、答えの出ない難問に唸ってみてはいかがでしょう?

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