職員の日記帳(2020年2月 2)

更新日:2020年2月26日

職員の日記帳(2020年2月 2)

YA展示コーナーの本について

投稿者:くるくる 2020年2月26日

​1階の入り口ゲートを入って左手にYA展示コーナーがあり、主に中高生のみなさんに向けた本を集めて置いています。
今回はここの本はどうやって選ばれているかご説明します。毎週本の取次店から、大阪府立図書館が指定したジャンルの本が続々届きます。それに加えて、図書館選定用リストから本を選んで本屋さんから届けてもらっています。
それらの本を歴史、芸術等の主題ごとに並べます。
実物を見ながら、YA担当の職員がこれはYA展示コーナーに置いたらいいなと思う本にYA札という紙を挟みます。
中高生のみなさんに新しい世界に興味を持ってもらえそうな資料という観点で選んでいます。

そして1週間に一度、選書会議があり、大阪府立図書館で購入する本を1冊ずつ実物を見ながら決めていきます。普段カウンターでみなさんと応対している、閲覧グループの職員と、本を選んで購入・整理しているグループの職員が会議に参加しています。

YA札が入っていても「この本は中高生にはやさしすぎる」とか、
「YA札が入っていないけれど、この本は中高生に手に取ってもらいやすそう」などの議論があって購入する図書が決まります。

受け入れが決まった本はその後、バーコード、背の請求記号シール等を貼って、本の表面にカバーをかけ、YA展示コーナーのシールを貼り、棚に並びます。

購入が決まったその日の夕方には、ホームページのOPAC(蔵書検索)にデータが表示されるので、予約をかけられる方もいらっしゃいます。
新しい本はすぐに借りられてしまうことが多いので、気になる本があれば予約してくださいね!
前の月に入ったYA展示コーナーの資料は、
YA(中高生向け)新着リストで公開しています。

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