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だっこでよんで 0・1・2歳と楽しむ絵本のリスト

掲載日:2014年1月3日更新

はじめてであうえほん(0歳の時に)
 うまれたばかりの赤ちゃんにはたくさんたくさん話しかけてあげてください。まずは、それが言葉を獲得する第一歩です。
 赤ちゃんにも個性があり、非常に個人差がありますが、だいたい8カ月から1歳前後になると絵本に興味を示すようになります。でも、初めのうちはおもちゃに近いものと考えてよいでしょう。
 形や色のはっきりしたもの、事物を再認識するための絵本が最初にであう絵本になるでしょう。
すこし絵本になじんだら(1歳半頃)
2歳になったら
 言葉も増え、生活体験も積み重なってきた2歳児さんは少しずつ、ストーリーのある絵本が楽しめるようになります。


絵本はいつから?
 絵本は赤ちゃんが生まれる前から読んであげることもできますよ。 児童文学者として有名な渡辺茂男氏は子どもに本をよんでやることは心に緑の種を蒔くことだと言います。氏の長男は赤ちゃんがまだ、お腹にいる時から歌を歌って上げたり、絵本を読んでやったりしたそうです。すると、赤ちゃんは生後3カ月頃からお腹の中で聞いていた絵本に反応を示したそうです。『こころに緑の種を蒔く』(岩波書店)より。
 また、『クシュラの奇跡』という本によれば、重い障害を持って生まれ、1日中ベッドで過ごすクシュラが外界との接触を持てるようにと考えて、両親が4カ月頃から絵本を読み続けた例があります。医者からは精神遅滞の可能性が高いと宣告されていたにも関わらず、クシュラは本を喜び、高い言語能力を示すようになりました。
 この2冊の本は本のもつ大きな力と可能性を私たちに教えてくれます。
 でも、私たちが『子どもに本を読んであげて』というのは、本が子どもの成長に役立つからというだけではありません。なによりも楽しいから本を読んであげてほしいのです。
 幼い子は誰でも本を読んでもらうのが大好きです。

絵本は「大人が子どもに読んであげる本」
 おとうさん、おかあさん、読んであげて!
 絵本は子どもに『読ませる』本ではありません。子どもに読んであげる本です。大好きなお母さん、お父さんが一緒に読んでくれるから、こどもたちは嬉しいのです。おはなしの世界を大好きな人と共有できるからこそ、楽しさが倍増するのです。
1日10分でいいのです。
 時間がないから、絵本をよんであげる暇がないという方がいます。1冊の絵本は5分から10分で読み終える事ができます。寝る前のほんのひととき、親と子でひとつの世界を共有することは、親子のスキンシップとしても計り知れない満足感をこどもに与えることができます。
くりかえしくりかえし読んであげて
 「1度読んだからもういいや」と考えるのは大人の考えです。言葉の獲得、生活体験等々、すべてが発展途上にある子どもたちは同じおはなしを何度も何度も繰り返し、繰り返し、楽しみます。そうしてこそ、一つのおはなしが子どもにとって、血や肉となり、心の栄養となっていくのです。
子どもが「本をよんで」ということは
 子どもが本をよんでと言う時は、必ずしも本が読みたいからばかりではありません。おひざにだっこ、お布団でくっついて、大好きな人とぴったり寄りそう一体感を求めているのです。大好きなお母さん、お父さんに「愛されている、愛してる」ということを実感したいからなんです。自分の方を向いてほしいのです。
 だから、本を読んでといわれたら、まずは、ギュッとしっかり抱きしめてあげてくださいね。
最後に
 世の中には本当にたくさんの絵本があります。その中からどの本を選んでいいのか迷ってしまわれる方もいらっしゃると思います。そんな時のひとつのみちしるべになれば、と思ってこのリストをつくりました。でも、人には個性があります。発達にも個人差があります。赤ちゃんにも好みと個性があります。どうぞ、リストを過信しないで赤ちゃんとご自分の感性で選んでください。図書館を大いに利用して、お気に入りの絵本を選んでください。そして、子どもさんが特別お気に入りの絵本を見つけたら、どうぞ、自分だけの絵本を持たせてあげてください。