『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

東野圭吾/著　ＫＡＤＯＫＡＷＡ​　2012.3　913.6/2250NX/ヒガ​

強盗事件を起こした少年３人が逃げ込んだ家は、かつて悩み相談を受けていた雑貨店だった。
廃業したはずの店に次々届く、過去からの手紙に３人は返事を書く。そのうちに３人の心にも変化が…
映画化でも話題になった、感動する作品です。人生の分かれ道に立ち、悩んでいる人に読んでほしい１冊です。

『短歌タイムカプセル』

東直子/編著　佐藤弓生/編著　千葉聡/編著　書肆侃侃房　2018.1　911.16/2442N​

短歌と聞いてどんな印象を抱きますか？「国語の授業でちらっと触れただけ」の人も多いのではないでしょうか。
この本は「未来に届ける」いわばタイムカプセルをコンセプトにした現代短歌集です。
特に初めて短歌の本を手に取る人へ。あなたが「おっ！」と思える一首と出会えると嬉しいです。

『本を守ろうとする猫の話』

夏川草介/著　小学館　2017.2　913.6/2187NX/ナツ

男子高校生・夏木林太郎は、亡くなった祖父が生前経営していた古書店「夏木書店」に来ていた。
そこに突然現れたしゃべる猫に「本が閉じ込められている。お前の力を貸してほしい」と頼まれる。
自分の殻に閉じこもっていた男の子が少しずつ外の世界へ出ていく成長ストーリー。
あなたにも守る力はありますよ。

『ハンナのかばん　アウシュビッツからのメッセージ』

カレン・レビン/著　石岡史子/訳　ポプラ社　2002.7　J316/22N

「ホロコースト」を知っていますか？
この本では第二次世界大戦中、アウシュヴィッツのガス室で13歳で亡くなったハンナの生涯から、ホロコーストの歴史を紐解きます。
命の重さや多様性を受け入れ、思いやりを忘れてはいけないと考えさせられます。
この本で平和について考えてみませんか？

『面白くて眠れなくなる物理』

左巻健男/著　ＰＨＰ研究所　2012.3　420.4/59N

学校の、物理の時間は楽しいですか？
きっと「物理が楽しいわけがない！」「なんで勉強しているのかわからない！」と言う人もたくさんいるでしょう。私もその一人でした。
目次を開いて、おもしろそうだと思ったところだけでも読んでみてください。きっと物理が、読む前より身近になったり、面白くなります。