『女子的生活』

坂木司/著　新潮社　2016.8　913.6/46175N/サカ​

「女の子」な生活をするために東京に出てきたみきは、アパレル会社で働きながら、念願のお洒落生活を満喫中。彼氏ができて出ていったルームシェア相手のともちゃんの代わりに新しいルームメイトを探していると、みきの高校時代のクラスメイト・後藤が現れて、夢の東京ライフは大変なことに─！？
どんな困難にも立ち向かう、闘うみきの女子“的”生活。

『わかりやすいはわかりにくい?　-臨床哲学講座-　（ちくま新書）』

鷲田清一/著　筑摩書房　2010.3　L71/832N​

こころはどこにあるのか？自分は何のためにここにいるのか？そういった答えが明確に出ない問いは世の中に沢山あります。この本はそういった「わからないけれども、わかっていないということだけはわかる」事柄について、答えを出すのではなく、一緒に考えていく本です。
どの章からでも読み始めることが出来るので読みたいと思ったところから読んでみてください。

『夜は短し歩けよ乙女』

森見登美彦/著　角川書店　2006.11　913.6/30558N/モリ​​​

恋とはほど遠い大学生活を送る2人の男女。同じ大学に通うその女性に恋心を抱く彼は、先輩の結婚パーティーで偶然彼女を見かけ後を追う。彼女を追うたびに不思議な体験を繰り返す彼は、彼女をふりむかせ、華のない大学生活に終止符を打つことができるのか。
ハラハラドキドキの恋愛ファンタジーの世界へぜひあなたも入ってみてください。

『日本の最も美しい図書館』

立野井一恵/文　エクスナレッジ　2015.5　010.2/124N​

歴史的な建物のレトロな図書館からモダンな造りの図書館まで、日本にある41の図書館を厳選して写真で紹介しています。図書館といえば、読書や勉強のためなど、使い方は人それぞれだと思います。この本は、図書館の美しい外観に注目しています。
手にとって、好きな図書館を見つけて、実際に訪れてみてください。

『シェイクスピア全集　8　テンペスト　（ちくま文庫）』

シェイクスピア/著　松岡和子/訳　筑摩書房　2000.6　L932/165N/8​

弟の策略により国を奪われたミラノ大公は、長い年月を経て魔法を身につけ、妖精を操って弟から国を取り戻そうとします。この作品は、シェイクスピアが単独で書いた最後の作品で、珍しく作中で誰も死なない作品です。
魔法を操るプロスペロー、空気の精エアリアルなど個性豊かな人々や妖精たちが織りなす素敵な物語です。