大阪府立中之島図書館 平成15年度文化講演会

― 江戸と明治の貸本文化 ―
《 講演会は終了しました 》
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井原西鶴「本朝桜陰比事」より
元禄時代の貸本屋 |
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第1部 「江戸庶民の読書と貸本屋の役割」 午後1時〜2時30分
講師:長友千代治(ながともちよじ) 氏 (佛教大学教授)
プロフィール: 1936年生まれ。大阪市立大学大学院博士課程単位取得退学。大阪府立図書館司書、愛知県立大学教授、京都府立大学教授を経て、現職。
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江戸時代、庶民の読書の実態はどのようなものであったのか、その中で貸本屋はどんな役割を果たしのかなど、庶民の読書の原点を豊富な資料に基づきわかりやすくお話いただきます。
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第2部 「明治の文化人と貸本利用」 午後3時〜4時30分
講師:廣庭基介(ひろにわもとすけ) 氏 (花園大学講師)
プロフィール: 1932年生まれ。立命館大学文学研究科博士課程中退。京都大学附属図書館勤務、佛教大学、関西大学等非常勤講師を経て、花園大学教授。平成15年3月定年退職後、現職。
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鴎外、花袋、子規、啄木たちは、熱心な貸本利用者でした。明治の文化人と貸本のかかわりや、当時の新興貸本屋いろは屋の話、貸本の世界と文化人の貸本利用についてをお話いただきます。
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