最終更新日:2013年12月3日

図書館情報システムの更新に関するお知らせ

 このたび、図書館情報システムの全面改修を実施するにあたり、下記の期間全てのシステムがご利用いただけません。

 期間:平成25年12月28日(土)17:00 ~平成26年 1月6日(月)9:00<予定>

 システムを動かしている全てのサーバーを停止しますので、ホームページの閲覧、「利用者のページ」の閲覧、 大阪府立図書館および国際児童文学館のWeb-OPAC蔵書検索、横断検索、e-レファレンスの申込、 府立図書館ドメイン(library.pref.osaka.jp)へのメール送信と名前参照などができなくなります。
ご不便をおかけしますが、ご理解のほどお願いします。

 また、新旧のホームページのURL(アドレス)については、大阪府立図書館トップページ(http://www.library.pref.osaka.jp/index.html)については変更ありませんが、 変更されるページも多数ありますのでご注意ください。 ブックマークはシステム再稼働後に再設定をお願いします。

 1月6日からの新しいサービスについて紹介します。

インターネット経由のサービス

1. 電子資料検索システム「おおさかeコレクション」を公開します

このシステムには、以下の6つのデータベースが含まれます。

  1. 中之島図書館貴重書
  2. 錦絵に見る大阪の風景
  3. 人魚洞文庫
  4. 中央図書館貴重書(New!)
  5. 中之島図書館韓本コレクション(New!)
  6. 大阪の行政資料(New!)

各データベースを独立して検索することも、全部まとめて検索することもできるようにします。
4と6については、大阪府立図書館Web-OPACと相互に連携し、 どちらのシステムからも参照できるようになります。
いずれのデータベースも、資料の書誌情報だけではなく、 資料内容をWebブラウザで閲覧できるようにします。
1~3までは、これまでそれぞれ別々に提供していましたが、一つのシステムに統合します。
6は、大阪府庁などのWebサイト上に公開されている、大阪に関する行政・統計・地域資料などの ボーンデジタル資料(紙媒体としてではなく、はじめからホームページ上で電子ファイルとして公開される資料)をアーカイブ保存し、閲覧できるようにします。

2. 外部サイトを連携させます

府立図書館が開発する複数のシステム間はもちろんのこと、Web上の他システムとも連携させます。
府立図書館が蓄積している情報を提供するだけでなく、これらを外部サイトで蓄積されている情報と結びつけます。

Web-OPACとの相互連携
大阪府立図書館および国際児童文学館のWeb-OPAC蔵書検索と, 横断検索および「大阪eコレクション」は、相互に連携します。
これにより、Web-OPAC蔵書検索の詳細画面から、横断検索で他館の所蔵情報を検索したり、 「大阪eコレクション」に登録されている資料については、その内容を閲覧できるようになります。
Web-OPACからの参照
大阪府立図書館および国際児童文学館のWeb-OPAC蔵書検索の詳細画面からは、 国立国会図書館サーチ(近代デジタルライブラリー)および複数の書店サイトの当該資料に関する画面もたどれます。
これにより、国立国会図書館サーチ(近代デジタルライブラリー)で、その内容を閲覧できるようになります。
また、書店サイトでその資料についての書評等を参照できるようになります。
Web-OPACとSNSとの連携
大阪府立図書館および国際児童文学館のWeb-OPAC蔵書検索の詳細画面からは、Twitterにその資料に関するコメントを書き込めるようにします。 また、FacebookとGoogle+については、それぞれ「いいね!」と「+1」の投票ができるようにします。

3. 図書目次や雑誌記事の一部が検索できるようになります

大阪府立図書館および国際児童文学館のWeb-OPAC蔵書検索において、 図書目次や雑誌記事の一部が検索できるようになります。

4. 現在の「利用者のページ」の機能を拡張します

ページのデザイン
好みに合わせて画面のレイアウトを変更できるようになります。
マイブックリスト
検索結果一覧画面から、複数の書誌を選択して、一括登録可能になります。
作成できるリストの数を増やします。

5. セルフパスワード発行とWeb限定利用者

セルフパスワード発行
大阪府立図書館Web-OPACを使った様々なサービスを使うためのパスワードをご自身で設定できるようにします。
パスワード発行のためだけに、図書館に来館していただく必要はなくなります。
Web限定利用者登録
大阪府立図書館および国際児童文学館のWeb-OPACシステムの限定されたサービスだけを使える、ネットに限定された利用者登録を実施します。
Web複写、e-レファレンス、国際児童文学館資料の閲覧予約をご利用の方に限ります。

6. もっと多くのデータベースを横断検索します

検索対象を見直し、実質的に検索できる対象データベースを増やします。
他都道府県および政令指定都市等の図書館蔵書,雑誌記事情報,デジタル資料情報,点字・録音図書情報,青空文庫なども検索できるようになります。

7. その他の新しい試み

スマートフォン対応
大阪府立図書館および国際児童文学館のWeb-OPAC蔵書検索において、 それぞれスマートフォン専用のページを作成します。
新規に更新したホームページは、パソコンとスマートフォンにそれぞれに最適化して表示されます。
ホームページとSNSの連携
大阪府立図書館のホームページに掲載される、お知らせや催し物案内の一部は、TwitterとFacebookにも発信されます。
Web–APIの提供
対人間のサービスだけでなく、情報をよりオープンにし活用しやすくするために、 他システムおよびロボット、またはシステム開発者向けにWeb-APIを提供します。
Web-OPAC(OpenSearch)、「おおさかeコレクション」( OAI-PMH)を提供予定です。

館内サービス

1. 無線LAN対応エリアを拡張します

2. 国立国会図書館「図書館向けデジタル化資料送信サービス」を利用できるようになります(平成26年1月21日~)

3. 利用できるオンライン・データベースを増やします(平成26年4月~)

※ 府立中央図書館2階のインターネット端末は平成25年12月28日をもって提供を終了させていただきます。

※ AV資料の収集方針を長期的観点から見直しており、購入希望および個人からのご寄贈のお申し出に関しては、 受付を見合わせます。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。(平成25年12月3日から)