久野収図書収蔵記念展 | |
久野収は生きている!疑うものは今こそ本を | |
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大阪で生まれ、大阪を愛した在野の学者久野収(くの・おさむ)氏の蔵書のうち洋書を中心とした約2000冊を、このたび夫人より大阪府立中央図書館にご寄贈いただきました。 20世紀を生ききった〈市民・クノー〉の足跡を、多くの友人たちからのサイン本などとともに展示紹介しながら、あわせて記念講演会も催します。久野さんなんて知らないよ、という若い人たちも、ぜひどうぞ会場に足をお運びください。 《久野収さんプロフィール》 今日、私たちが何げなく使っている〈市民〉というコトバに、世界ではじめて新しい意味を与えた思想家・哲学者。アメリカの20世紀後半の重大さにはやくから気がつき15年戦争下より、その哲学を研究。昭和高商、京都大、関西学院大、神戸大、学習院大などで、論理学・哲学を教える。平和運動・市民運動を、友人たちと自ら実践しながら、亡くなるまで理論的バックボーンをつくり続けた。1910-1999年 |
【資料展示会】 2005.2.1(火)−13(日) 休館日:2月7日(月)・11日(金・祝) 時間:火〜金(9時〜19時) 土・日(9時〜17時) 会場:大阪府立中央図書館 1階展示コーナー ※展示目録:久野収編、天野祐吉編 《ビデオ上映》108分 「私の学問研究:哲学者として生きた昭和 久野収」 放送大学特別講義 (ききて:樺山紘一・現西洋美術館館長) |
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【記念講演会】 天野祐吉氏講演会「久野先生からの贈り物」 2005年2月12日(土) 午後2時〜3時30分 大阪府立中央図書館 ライティホール 定員:380人(先着順・参加費無料) |
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《講師・天野祐吉さんプロフィール》 今さら紹介するまでもないが、現代日本において思想と風俗のせめぎあいをその場でさばいてみせる、腕の良い料理人的批評家。久野収の〈市民〉精神のリレー第一走者。雑誌《広告批評》の創刊前より、島森路子氏とともに深く久野さんを敬愛する。現在、松山市立子規記念博物館の館長さんでもある。 |
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▼お申込方法 A:往復はがき、FAXの場合→住所、氏名(ふりがな)、電話番号・FAX番号をご記入の上、下記までお申込みください。 はがき宛先住所:〒577-0011 東大阪市荒本北57-3 FAX番号:06-6745-0262 大阪府立中央図書館 久野収氏旧蔵書寄贈記念事業係 B:インターネットの場合→講演会参加申込 C:中央図書館2階総合カウンターでも受け付けています。 申込締切 2005年2月8日(必着) ※参加票の交付:A往復はがき・FAX申込の方には、それぞれ、返信はがき・FAXで、Bインターネット申込の方には電子メールで、Cカウンター申込の方には直接、「参加票」を交付しますので、講演会当日、持参の上、受付でお示しください。 |
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お問合せ先:大阪府立中央図書館 久野収氏旧蔵書寄贈記念事業係 TEL 06-6745-0170(内線543) FAX 06-6745-0262 主催:大阪府立中央図書館 後援:社団法人読書推進運動協議会 |
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2005.2.10 更新 | |
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