
昨年度ご好評いただいた「ネットショップをはじめてみませんか」の第2弾を7月26日(水)に開催しました。今回は今「2007年問題」で話題のシニアエイジの方たちが対象です。
最初の約15分、中之島図書館のビジネス支援サービスについて当該課長の前田香代子よりプレゼンテーションをおこないました。
続くセミナーはトーク形式でした。手芸屋ドットコム店主中西光司先生と大阪府中小企業支援センターサブマネージャの北口祐規子先生に、ネットショップ開店の心構えを中心にお話しいただきました。

ネットショップを考えるなら、まず「情報を発信する習慣が必要なこと」「他のネットショップで実際に買い物をしてみること」「ネットショップはあくまでビジネスであり、片手間にはできないこと」など基本的な事柄からお話しが始まりました。また楽天やヤフーショッピングなどモールで運営した時と独自ドメインで開店している場合の損益比較表でより具体的な事業の進め方を示していただきました。そして、ネットショップを成功させるには何より継続してホームページを更新し事業を進めること、シニアには特に若い人との交流が大切で、そこからさまざまな情報が得られることを強調されました。
中西先生は50歳をすぎてからネットショップをはじめられ、成果をあげておられます。同世代の多くの方たちが熱心にメモを取る姿が目につきました。
最後に北口先生から消費者の購買心理プロセスがネットの発達によって変化したこと、大阪府中小企業支援センターや大阪産業創造館のうりうり教習所など公的支援の紹介があってセミナーは終了しました。
アンケートでは、老後が少し楽しくなった、良い話を聞いたなどうれしいお言葉を頂戴しました。
これまでもプロジェクターを使っても画面が小さいなどのご意見も頂戴しています。少しづつになりますが、より快適な空間の中で身のあるセミナーを開催できるよう工夫し、企画してゆきたいと思っています。
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