タイトルコード |
10021401178834 |
書誌種別 |
図書 |
タイトル |
プロッパー細胞生物学 |
タイトルヨミ |
プロッパー サイボウ セイブツガク |
副書名 |
細胞の基本原理を学ぶ |
翻訳書の原タイトル |
原タイトル:Principles of cell biology 原著第3版の翻訳 |
責任表示 |
George Plopper‖著
Diana Bebek Ivankovic‖著
中山/和久‖監訳
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責任表示ヨミ |
プロッパー,G. イワンコビッチ,D.B. ナカヤマ,カズヒサ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
化学同人
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出版年月 |
2022.3 |
ページ数 |
24,588p |
大きさ |
28cm |
ISBN |
4-7598-2158-1 |
ISBN |
978-4-7598-2158-1 |
価格 |
¥6800 |
内容紹介 |
ヒトおよび他の哺乳類の真核細胞に重点を置いた入門書。糖、タンパク質等すべての細胞に共通する基本構成単位と細胞の機能を、豊富な図版とともにわかりやすく解説する。練習問題も収録。事例研究を追加するなどした第3版。 |
著者紹介 |
ハーバード大学で細胞・発生生物学の博士号を取得。ブーズ・アレン・ハミルトン社のシニア・リード・サイエンティスト。 |
一般件名 |
細胞学
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一般件名(ローマ字) |
Saibogaku |
分類 |
463
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目録言語 |
日本語 |
目次 |
第1章 生命とはチームスポーツである |
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1.1 本章の全体構成/1.2 生命は単純な成分から生じる/1.3 すべての細胞は共通の分子構成単位からなる/1.4 細胞は存続するために協力しなければならない/1.5 本章のまとめ |
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第2章 DNAは生命の教則本である |
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2.1 本章の全体構成/2.2 細胞が外部環境に応答するために必要な情報のすべてはDNAに保管されている/2.3 DNAは五つの組織化レベルで慎重にパッケージングされている/2.4 細胞がDNAとその足場を化学的に修飾してパッケージングを制御する/2.5 本章のまとめ |
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第3章 タンパク質は進化の原動力である |
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3.1 本章の全体構成/3.2 アミノ酸は直鎖状のポリマーを形成する/3.3 タンパク質の構造は四つのカテゴリーに分類される/3.4 タンパク質の構造と機能の変化/3.5 タンパク質はどこで分解されるのか/3.6 本章のまとめ |
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第4章 膜は区画の境界を定める複雑な流動体である |
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4.1 本章の全体構成/4.2 リン脂質は生体膜の基本構成単位である/4.3 流動モザイクモデルは,生体膜内でリン脂質とタンパク質がどのように相互作用するのかを説明する/4.4 生体膜は区画間の化学的非平衡状態を維持する/4.5 滑面小胞体とゴルジ体は真核細胞の生体膜成分のほとんどをつくり出す/4.6 本章のまとめ |
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第5章 細胞骨格は生命の構造的複雑性のための構築基盤を形成する |
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5.1 本章の全体構成/5.2 細胞骨格を代表する機能の異なる三つのクラスのタンパク質/5.3 中間径フィラメントはもっとも強固で安定な細胞骨格成分である/5.4 微小管は細胞内の動きを組織化する/5.5 アクチンフィラメントは細胞の運動を制御する/5.6 七つのクラスのタンパク質がアクチンに結合して,その重合と組織化を制御する/5.7 真核生物の細胞骨格タンパク質は原核生物の祖先型から生じた/5.8 本章のまとめ |
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第6章 多細胞性の台頭 |
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6.1 本章の全体構成/6.2 多細胞性の確立は選択圧に対する進化上の応答である/6.3 細胞外マトリックスは,多細胞生物における細胞間の空間を満たす分子の複雑なネットワークである/6.4 細胞は特殊なタンパク質や接着複合体を介して互いに接着する/6.5 本章のまとめ |
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第7章 核は細胞の頭脳部である |
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7.1 本章の全体構成/7.2 核は真核細胞のDNAを大切に保護する/7.3 DNA複製は,複雑で厳密な調節を受ける過程である/7.4 有糸分裂は複製された染色体を分離する/7.5 本章のまとめ |
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第8章 RNAはDNAの情報をタンパク質の活動に結びつける |
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8.1 本章の全体構成/8.2 転写によってDNAの遺伝暗号がRNAに変換される/8.3 タンパク質はmRNAを鋳型にしてリボソームにより合成される/8.4 真核細胞におけるタンパク質の適切なターゲッティングには,少なくとも五つの機構が必要である/8.5 本章のまとめ |
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第9章 内膜系はほとんどの高分子の搬入と搬出のための装置として働く |
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9.1 本章の全体構成/9.2 内膜系は真核細胞における細胞小器官のネットワークである/9.3 エキソサイトーシスは小胞体から始まる/9.4 ゴルジ体はエキソサイトーシス経路においてタンパク質を修飾して選別する/9.5 エキソサイトーシスは細胞膜で終結する/9.6 エンドサイトーシスは細胞膜から始まる/9.7 エンドサイトーシス経路ではエンドソームがタンパク質を選別する/9.8 エンドサイトーシスはリソソームで終結する/9.9 本章のまとめ |
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第10章 化学結合とイオンの勾配は細胞の燃料である |
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10.1 本章の全体構成/10.2 細胞は多くの形態でエネルギーを蓄える/10.3 光エネルギーの貯蔵は葉緑体で起こる/10.4 細胞は小分子の膜透過のためにチャネル,キャリヤー,ポンプタンパク質を組み合わせて利用する/10.5 グルコース代謝の第一相はサイトゾルで起こる/10.6 好気的な呼吸によってグルコースは完全に酸化される/10.7 本章のまとめ |
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第11章 シグナル伝達のネットワークは細胞における神経系である |
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11.1 本章の全体構成/11.2 シグナル伝達分子はコミュニケーションネットワークを形成する/11.3 細胞のシグナル分子は細胞間で情報を伝達する/11.4 細胞内シグナル伝達タンパク質は細胞内でシグナルを伝達する/11.5 いくつかの一般的なシグナル伝達経路の概要/11.6 本章のまとめ |
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第12章 タンパク質複合体は細胞の意志決定装置である |
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12.1 本章の全体構成/12.2 多くのシグナル伝達タンパク質は核内に入る/12.3 核内のエフェクタータンパク質は三つのクラスに分類される/12.4 シグナル伝達経路と遺伝子発現プログラムはフィードバックループを形成する/12.5 本章のまとめ |
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第13章 細胞周期の進行時は細胞の一生のなかでもっとも傷つきやすい時期である |
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13.1 本章の全体構成/13.2 新たな細胞は細胞周期を完了した親細胞から生まれる/13.3 多細胞生物は,健全な状態を保つために細胞の自己破壊プログラムを有する/13.4 本章のまとめ |
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第14章 人間の活動は進化におけるパラダイムシフトを誘発する |
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14.1 本章(そして本書)の全体構成-第1章から第13章のまとめ/14.2 神経筋肉系は人為的な介入と選択の対象となりつつある/14.3 ゲノム編集は人為的な選択を実現するうえで革命的な進歩である/14.4 人為的な介入の対象となる複雑な発生のプログラムは,配偶子形成,受精,胚形成の過程からなる/14.5 本章のまとめ |