昔話絵本の選び方、読み方 

 昔から、語り継がれてきた民話(昔話)は人々の夢や憧れ、人生の教訓などを含んで、民衆の心を捕らえてきました。もともとは、耳から聞いて語り継がれてきたものですから、まず、文章のしっかりしたものを選びましょう。
 絵本ですから絵も重要です。お話の雰囲気をよく伝え、イメージが広がる絵のあるものを選びましょう。
 子どもといっしょに読む時は、分からない言葉があるからと、やたら注釈や解説をするのは控えましょう。文には流れとリズムがあります。子どもに聞かれたら教えてあげてください。子どもが興味を示さない時は、もう少し大きくなるまで、待ちましょう。