大阪府立中央図書館 サイエンスカフェ レポート

  日  時 テーマ ゲスト
第3回 平成20年5月24日(土)
14時〜15時30分
ジェネリック医薬品
〜ジェネリック医薬品って何だろう?〜
津田 康光さん
(沢井製薬 大阪支店 営業学術チーフ)

 第3回目のサイエンスカフェを、平成20年5月24日(土)大阪府立中央図書館多目的スペースにて開催しました。参加人数は24名でした。テーマは「ジェネリック医薬品」で、ゲストに沢井製薬大阪支店 営業学術チーフの津田康光さんをお招きしました。

 津田さんからは、ジェネリック医薬品の概要についてお話しいただきました。先発医薬品に比べて安くなる理由や安全性への配慮、外国との比較など、興味深い話をたくさんしていただきました。ジェネリック医薬品の普及率(2006年数量ベース)は日本が17%程度なのに対し、欧米ではアメリカやドイツなど、50%以上になっている国もあるそうです。

 フリートークの時間には、「実際にジェネリックの処方を受けたことがあるが、あまり安くならなかったのはなぜか?」「ジェネリックの普及が先発医薬品メーカーの利益を圧迫し、先発医薬品の値上げなどの、患者の不利益につながるのではないか?」といった様々な疑問や意見が飛び出し、活発な議論が行われました。今回も、活気のあるサイエンスカフェになりました。 (企画担当)

大阪府立中央図書館 サイエンスカフェロゴ


大阪府立中央図書館 サイエンスカフェのページへ