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【中央図書館】 秋の文化講演会 江戸文化を楽しむ「浮世絵に見る遊女と遊廓」

印刷用ページを表示する 2015年9月15日更新

主催 大阪府立中央図書館 協力 歴史街道推進協議会

新年の遊女の座敷

浮世絵をとおして見る江戸の風情・人々の暮らし

 近年、ギリシャのコルフ・アジア美術館で東洲斎写楽の幻の肉筆画「四代松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎の小浪」が発掘されました。また、喜多川歌麿の肉筆画最高傑作「深川の雪」が60余年ぶりに再発見されるなど、浮世絵研究に大きな発見がされ、同研究の深化が期待されています。美術史的にも、浮世絵がヨーロッパ絵画に与えた影響は大きく、260年余続いた天下泰平の中で、開放的な庶民の文化として華をひらかせました。浮世絵に描かれた題材は当代の俗世間を表すものが多く、浮世絵には、各地の名所や歌舞伎など、時代の風俗・暮らしが数多く描かれています。人々は浮世絵に描かれる役者絵などを通して、当世の流行を知りました。特に、江戸・大坂・京都には、三大遊廓がつくられ、当時をしのぶ浮世絵の名作が数多く残されています。今回の秋の文化講演会では、「江戸文化を楽しむ」として、講師に公益財団法人大和文華館館長兼あべのハルカス美術館館長である浅野秀剛氏をお迎えして、浮世絵をとおして、江戸時代の人々の暮らしを知り、時代に通じる生活感と感性を読み解きたいと思います。また、中之島図書館所蔵の関連古典籍を展示し、当館所蔵の関係図書もリスト化して紹介したいと思います。                                            

  

講 演:秋の文化講演会 江戸文化を楽しむ 「浮世絵に見る遊女と遊廓」

講 師:浅野秀剛 氏(公益財団法人大和文華館館長 兼 あべのハルカス美術館館長)

日 時:平成27年11月15日(日曜日) 14時00分から16時00分

会 場:大阪府立中央図書館 2階大会議室

(中央図書館へのアクセス地図はこちらをクリックしてください)

  ・近鉄けいはんな線(地下鉄中央線)荒本駅下車 1番出口より北西に約400m
  ・バスでお越しの場合は近鉄バス「東大阪市役所前(中央図書館前)」で下車すぐ

受講費:無料

定員:70人(申込不要、先着順)

 

【問合せ先】

大阪府立中央図書館 「生涯学習事業」 担当
〒577-0011 東大阪市荒本北1-2-1
Tel 06-6745-0170  FAX 06-6745-0262