大阪府立中之島図書館要覧 2009 ビジネス支援サービス
更新日:2013年12月31日
当館では平成16年4月から「ビジネス支援室」を開設し、これから事業を始めようとする人、営業や企画のためのデータを探している人、キャリアアップしようとする人などに、必要な資料・情報を提供することを目的に「ビジネス支援サービス」を行っている。
「ビジネス支援室」には、「ビジネス資料室」「デジタル情報室」「新聞室」の3つの部屋があり、ビジネス関係の図書、雑誌、、パンフレット、データベースなどを揃えている。また電話や郵送でのレファレンス(調査相談)にも応えている。
さらに、その時々のビジネス関連の関心事をテーマにしたセミナーを開催しているほか、大阪府内の図書館員を対象としたレファレンス(ビジネス支援サービス)研修や、高校生のインターンシップ(職業体験)などにも協力している
ビジネス資料室
<ビジネス資料室1>には、調査・相談のための「利用相談カウンター」を設置し、利用者の相談に応えるとともに調査に役立つ各分野の統計・調査資料、年鑑・年報類、また会社・団体などを調べるための名簿、名鑑など専門的な参考図書を開架して調査の便宜を図っている。 「貸出返却カウンター」では、図書の貸出返却を受付けるとともに書庫からの出納も行っている。 また、府立中央図書館からの本の取り寄せも担当している。
<ビジネス資料室2>には、ビジネス関係の図書・雑誌を開架し、閲覧・貸出利用に提供している。
<ビジネス資料室3>には、社史コーナーを設置するとともに、企業のCSR(Corporate Social Responsibility)環境報告等のパンフレット、アジア開発銀行発行の調査レポートを開架し、アジア諸国の経済情報に関する資料を充実させている。
<ビジネス資料室4>には、ビジネスのための利用が多い大阪府域住宅地図(昭和30年代以降)と官報(昭和59年代以降)、現行法規総覧を開架し、調査・複写利用に供している。 大阪府域住宅地図については一覧チラシを作成配布している。
デジタル情報室
端末37台を備え、無料でインターネットやCD-ROM、データベースなどデジタル情報の検索ができる。 20年度は「日経テレコン21」、「聞蔵2ビジュアル for Libraries」、「ヨミダス文書館」、「LexisNexisJP日本法総合データベース」、「レクシス・ネクシス」、「CD・Eyes50」、「毎日Newsパック」といったデータベースを提供した。(CD-ROM媒体の「CD-Eyes50」については利用頻度を考慮し、ビジネス資料室1で提供)
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 計 | |
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インターネット | 3072 | 1461 | 2729 | 2877 | 2597 | 2763 | 3009 | 2367 | 2330 | 2254 | 2407 | 2753 | 30619 |
オンラインDB | 114 | 65 | 142 | 138 | 142 | 102 | 102 | 112 | 113 | 117 | 118 | 126 | 1391 |
CD-ROM | 0 | 0 | 21 | 18 | 22 | 26 | 26 | 20 | 9 | 17 | 13 | 13 | 185 |
CD-EYE’S50 | 74 | 34 | 79 | 84 | 75 | 71 | 88 | 68 | 77 | 80 | 79 | 70 | 879 |
計 | 3260 | 1560 | 2971 | 3117 | 2836 | 2962 | 3225 | 2567 | 2529 | 2468 | 2617 | 2962 | 33074 |
◇ 主要データベースの利用状況(延べ人数)「日経テレコン」 410人、「聞蔵」 306人、「ヨミダス文書館」 176人、「レクシスJP 日本法総合DB」 212人、「毎日Newsパック」 130人、「CD・Eyes50」 974人
新聞室
主要全国紙の本紙、縮刷版、マイクロフィルムはもとより、各種業界の最新の動向がわかる業界紙を多数揃えている。業界紙については、ビジネス支援開始時から寄贈依頼作業を継続し、20年度は300紙を越えた。平成19年1月から文化情報センター経由で地方紙44種を受け入れている。(地方紙受入については、文化情報センター廃止により20年度で終了) 大阪証券取引所・東京証券取引所の有価証券報告書(昭和24年~平成13年9月期)のマイクロフィルムも閲覧提供している。(平成13年度からは金融庁EDINETのページで閲覧可能) 新聞室所蔵情報と各新聞の解題を記した小冊子の目録を府域図書館、希望の利用者に配布している。
「ビジネス支援サービス」ホームページ
中之島図書館ホームページの中に「ビジネス支援サービス」のページを設けている。 このページでは、「ビジネス支援サービス利用案内」「ビジネス調査ガイド」「ビジネスWeb情報源」のほか、「住宅地図一覧」などを掲載している。 20年度にはビジネスページの中に「新聞室のページ」「デジタル情報室のページ」を新設しコンテンツの充実を図っている。 (URL: https://www.library.pref.osaka.jp/nakato/busi_top.html)
平成20年度ビジネスセミナー開催状況
日付 | 講師、内容等 |
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3月19日 | 「時代を生き抜くための企業戦略~ M&Aと戦略的デューデリジェンス ~」 参加者44人 講師:竹内毅氏(あずさ監査法人 公認会計士) |
オンラインデータベース入門講座開催状況
講師:当館職員・嘱託 ・ 7月22日レクシスJP 日本法総合DB 参加者3人 ・ 7月23日聞蔵 参加者5人 ・ 7月24日日経テレコン 参加者6人
共催事業
日付 | 内容等 |
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11月26日 | 「第2回大阪経済・労働白書説明会」・「物流と産業のシナジーによる地域経済発展サイクルの形成」 大阪府立産業開発研究所主任研究員 北出芳久、山本敏也 大阪府立産業開発研究所と共催 参加者19人 |
12月 3日 | 知的財産権セミナー 「知的財産活用のための基礎知識 -What is‘Chiteki Zaisan’?-」 特許情報活用支援アドバイザー 今井 由喜夫 大阪府立特許情報センターと共催 参加者24人 |
1月20日 | ビジネス講座「後継者がやる経営革新~後継者に告ぐ『早く気付け!早く取組め!』~」 大島康義氏 (後継者経営戦略研究所代表 中小企業診断士・生活習慣病予防指導士) 大阪府商工会連合会と共催 参加者28人 |
個別相談会の開催
・1月20日(火)16:30~18:30 ・1月21日(水)14:00~17:00 ・2月18日(水)14:00~17:00 ・3月18日(水)14:00~17:00 参加者15人 、大阪府商工会連合会と共催
図書館職員スキルアップ研修
館職員、府域市町村図書館、専門図書館職員のスキル向上とデジタル情報室設備の有効活用を図ることを考え、研修を実施した。
回・日付 | 内容等 |
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第1回 5月8日 | 「国立国会図書館の電子情報を活用しよう」-レファレンスに役立つ電子情報の活用- 原田圭子氏 関西館文献提供課長、苅込照彰氏 関西館文献提供課参考係長、大西啓子氏 関西館アジア情報課アジア第一係 参加者50人 |
第2回 8月14日 | 「オンラインデータベース(J-Dream2)」を使ってみよう 伊藤祥 氏 独立行政法人 科学技術振興機構文献情報事業本部 情報提供部 参加者22人 |
第3回 11月13日 | 「図書館のホームページから情報発信をしよう!」ホームページ作成実習・個別相談事例紹介 「メールマガジン」 吹田市立図書館、「横断検索(学校図書館)システム」 箕面市立図書館、 「図書館ブログ」 大阪狭山市立図書館、「新聞見出し検索」 枚方市立図書館、 「大学図書館との連携」 八尾市立図書館、「新着図書お知らせサービス(SDI)」 高槻市立図書館、 「ブックリスト」 大阪市立図書館、 「ツールの活用でもっと便利に(サイト内検索、RSS配信)」 大阪府立中之島図書館 参加者36人 |
第4回 3月12日 | 「課題解決型レファレンスに役立つパスファインダー作成について」 参加者36人 長崎理絵氏 国立国会図書館東京本館 主題情報部科学技術・経済課経済社会係長 桂木小由美氏 国立国会図書館東京本館 主題情報部科学技術・経済課科学技術係 |
平成20年度高校生インターンシップによる実習生受入状況
8月18日~ 8月19日 (計 3人) |
平成20年度大学生図書館実習受入状況
8月4日~ 8月7日 (計 2人) 8月18日~ 8月22日 (計 1人) 8月25日~ 8月29日 (計 3人)