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「はらっぱ」 No.34 国際児童文学館10年の記録 ~国際児童文学館の蔵書を活かした事業~

更新日:2021年3月31日


「はらっぱ」 No.34 国際児童文学館10年の記録 ~国際児童文学館の蔵書を活かした事業~

掲載日:2021年3月31日更新

一般財団法人大阪国際児童文学振興財団と連携しての資料収集や資料のデジタル化作業、各種事業の実施をはじめ、次のような取組も行っている。

 

 専門協力員制度

大阪府立図書館協議会提言「大阪府立中央図書館国際児童文学館の今後のあり方について」(平成25(2013)年3月)に沿い、専門的な知見を持つ児童文学・児童文化研究者等が児童文学館所蔵資料を一層利活用できる環境づくりと、その研究成果により児童文学館事業に参画、協力を得ることを目的として、児童文学館に専門協力員制度を設置。

平成27(2015)年度に、住まいの絵本館(特定非営利活動法人 子どもと住文化研究センター)、西村寿雄氏(科学読み物研究会)の1団体、1個人でスタートした。ワークショップ等イベントの実施や「講演と新刊紹介」にご協力をいただいている。令和元(2019)年度には一般社団法人 塩崎おとぎ紙芝居博物館「三邑会(さんゆうかい)」も加わり、当館での街頭紙芝居実演イベントや関連展示にご協力いただいている。

 

 特別研究者制度

国際児童文学館の所蔵資料を利用した調査研究を一層活性化するため、大学の児童文学・児童文化研究部門やその他の研究機関に属する研究者等による特別研究者制度を設置し、資料を利用しやすい条件を整備。

また、「特別研究者」にその研究成果を発表してもらうことにより、国際児童文学館の付加価値向上および情報発信の強化もめざしている。

平成27(2015)年度に試行、平成28(2016)年度より本格実施。研究成果については、当館ホームページでもご紹介。資料展示「発見!『明治ポンチ本』 明治末期の出版流通空間」(平成30(2018)年8月1日から10月31日まで 会場:当館)としての成果発表も行われた。

参考URL:【特別研究者について】

https://www.library.pref.osaka.jp/site/jibunkan/tokubetu.html

 

 

平成27年度

(2015)

平成28年度

(2016)

平成29年度

(2017)

平成30年度

(2018)

令和元年度

(2019)

個人(人)

4

6

4

4

8

団体(組)

1

1

2

1

0

 

 各種データベースとの連携

児童書総合目録(国立国会図書館):国立国会図書館サーチシステムの一部。国際子ども図書館のほか、日本国内で児童書を所蔵する主要類縁機関の一つとして、蔵書データを提供。

メディア芸術データベース(文化庁):国際児童文学館所蔵マンガデータが検索できる。

絵本ギャラリー(国際子ども図書館):国際児童文学館所蔵『コドモノクニ』『幼年画報』の画像が閲覧できる。


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