図書

『於と喜波奈之 上』　志満山人/作　歌川国信/画　岩戸屋　1822
当館所蔵最古の資料。「おとぎばなし」とよむ

『八ツ山羊（西洋昔噺1)』　呉文聡/訳　弘文社　1887
グリム「オオカミと７匹の子ヤギ」の翻訳

『おほかみ（家庭叢話1）』　グリム/著　上田萬年/訳　吉川半七　1889 （復刻）
グリム「オオカミと７匹の子ヤギ」の翻訳

 

 

『こがね丸（少年文学1）』　漣山人（巖谷小波）/著　博文館　1898
巖谷小波（いわやさざなみ）による日本の近代児童文学のスタートとされる作品

 

『THE STORY OF MOMOTARO （THE STORY OF NIPPON）』　林弘之/著　松室八千三/発行　1900
細かい皺を寄せた和紙を使用し、「ちりめん本」とも呼ばれる小型本（14×10cm）

 

『フランダースの犬』　ウイダ/原著　日高柿軒/訳述　内外出版協会　1908
日本初紹介の『フランダースの犬』。ネロは清（きよし）、パトラッシュは斑（ぶち）と訳された

 

『弥次喜多ポンチ（幼年画本）』　中村惣次郎/画作　日吉堂　1909
「ポンチ」という滑稽風刺画を取り入れた小型の本（19×12cm）

 

『日本一ノ画噺』全35冊　巖谷小波/作　杉浦非水/ほか画　中西屋書店　丸善　1911-1915
専用本棚付で全巻揃いは国内で当館のみ

 

『真田三勇士忍術名人 猿飛佐助（立川文庫第40編）』　雪花山人/著　立川文明堂　1914　（復刻）
大阪で刊行された立川文庫「猿飛佐助」が大人気

 

『ロービンフッド（お城シーリーズ1）』　マーシャル/原作　村山知義/作・装・画　婦人之友社 1924
欧州のお城が出てくる作品のみを集め翻訳した稀覯童話集

 

『イーハトヴ童話 注文の多い料理店』　宮沢賢治/著　菊池武雄/挿画装幀　杜陵出版部　1924 (復刻）
宮沢賢治生前唯一の童話集

 

『お伽 正チャンの冒険　6の巻』　織田小星/作　東風人/画　朝日新聞社　1925 (復刻）
大正期、「朝日新聞」に連載されて当時の読者を魅了した作品

 

『お伽絵本西洋の一寸法師ピーターパン』　榎本松之助/画作　榎本法令舘　1927
原作小説「ピーターパンとウェンディ」（1911年）の「おとぎの島」部分を取り上げたもの

 

　左 ： 函　　右 ： 本体

『お伽の森 : 動く絵本』（5版）　婦女界社編輯部/編　金子士郎、柿原輝行/装幀及挿画　婦女界社　1931
紙や糸を用いて比較的複雑な仕掛けが施されたポップアップの仕掛け絵本

 

『怪人二十面相』　江戸川乱歩/著　大日本雄弁会講談社　1936　（復刻）
江戸川乱歩の代表的少年小説

 

『アルプスの少女』、『母をたずねて』（1952）　『月世界探検旅行』、『戦う狼少年』、　『フランダースの犬』（1953）　カバヤ児童文化研究所/編　カバヤ販売
製菓会社のカバヤが出した世界名作文庫

 

『星の王子さま』　サン・テグジュベリ/作　内藤濯/訳　岩波書店　1953-2000
1950年から改版を重ねて出版されてきた岩波少年文庫の「星の王子さま」岩波少年文庫は数々の名作を世に送り出してきた

 

『鞍馬小天狗　1』　左久良五郎/原画・作　三邑会 出版年不明
時代劇のおもしろさが満載の街頭紙芝居！左久良五郎（さくらごろう）は漫画家・酒井七馬のペンネーム

 

『太陽はどこからでるの （ベトナムの紙芝居）』　チヨン・ヒエウ/作　ベトナムの紙芝居普及を支援する会/企画　童心社　1996
日本生まれの紙芝居だが、海外の作家による作品が日本で出版されている

 

A first chap-book of rounds　[words] by Eleanor Farjeon; with music by Harry Farjeon ; Illustrated by John Garside, notation & script by Winifred How J. M. Dent & Sons　1919
主に17世紀から19世紀にかけてイギリスで発行されたポケットサイズの本（高さ23 cm）

 

Max und Moritz : Eine Bubengeschichte in sieben Streichen Willy F. P. Fehling　[1962]　
マクスとモーリツのいたずら』の貴重なファクシミリ版（原本をできる限り忠実に再現したもの）

『巨人の星　１』　梶原一騎/原作　川崎のぼる/著　講談社　1969
『ベルサイユのばら　1』　池田理代子/著　集英社　1972
『ドラえもん　１』　藤子不二雄/著　小学館　1974
『ドラゴンボール　1』　鳥山明/著　集英社　1985
『キャンディ・キャンディ　１』　いがらしゆみこ/著　水木杏子/著　講談社　1975
（英語版）『CANDY　ＣＡＮＤＹ　１』　Yumiko Igarashi/dra. Kyoko　Mizuki/wri.　Kelompok　Gramed　1990
『鬼滅の刃　１』　吾峠呼世晴/著　集英社　2016

 

雑誌「少年」　附録『鉄人２８号』　横山光輝/作　光文社　1956
雑誌の附録も所蔵しています！

 

『新宝島:冒険漫画物語』　酒井七馬/原作・構成　手塚治虫/作画　小学館クリエイティブ　2009（復刻）
街頭紙芝居も描いた酒井七馬と新鋭手塚治虫との共作

雑誌

「少年世界」創刊号　巖谷小波/主筆 博文館 1895
明治の代表的な出版社である博文館が創刊。主筆の巖谷小波は編集者・執筆者として活躍

 

「お伽絵解こども」3号　児童美育会　1904
日本初のカラー絵雑誌（4色刷）　当館は46冊所蔵

 

「少女の友」20巻4号　実業之日本社　1927
明治末年に創刊され、半世紀に渡って刊行された少女雑誌

 

「少年パック」3巻5号　東京少年パック社　1909
日本で最初の子ども向け漫画雑誌といわれる

 

「少女」第1号　女子文壇社 1909
近代童話の起点となった小川未明の作品を掲載。当館は全冊所蔵

 

「赤い鳥」1巻1号　鈴木三重吉/主幹　清水義雄/表紙　赤い鳥社　1918(復刻）
芥川龍之介「蜘蛛の糸」や新美南吉「ごん狐」等を送り出したことでも知られる児童文学雑誌

 

「月曜」1月創刊号　恵風館　1926
宮沢賢治の数少ない生前発表童話「オツベルと象」が掲載（初出）されている

 

「キンダーブック」創刊号　フレーベル館　1927　（復刻）
昭和2年から続くフレーベル館の保育絵本

 

「ツバメノオウチ」創刊号　フレーベル館　1932　（復刻）
「キンダーブック」附録の母親向け雑誌「ツバメノオウチ」

 

「少年倶楽部」20巻2号　大日本雄弁会講談社　1933　（復刻）
昭和を代表する少年雑誌

 

「コドモノクニ」1巻5号　東京社　1922
我が国を代表する芸術的絵雑誌

 

「昆虫列車」創刊号　昆虫列車本部　1937
若き日のまどみちおが作品を寄せる雑誌　全19冊所蔵

 

「小学一年生」16巻1号、「小学二年生」16巻1号、「小学三年生」15巻1号、「小学四年生」39巻1号、「小学五年生」13巻1号、「小学六年生」13巻1号　小学館　1960
1922年に創刊された小学館の学年雑誌

 

「カシコイ一年小学生」創刊号　精文館　1932
教科書的な内容は少なく、童謡・童話・童画・漫画が展開されている学年雑誌

 

「週刊少年マガジン」創刊号　講談社　1959

 

「週刊少年サンデー」創刊号　小学館　1959

 

「週刊少年ジャンプ」創刊号　集英社　1968

 

「なかよし」1巻2号　講談社　1955

 

「週刊少女フレンド」創刊号　講談社　1963

 

「月刊漫画　ガロ」創刊号　青林堂1964
マンガ雑誌「ガロ」もあります

 

「びわの実学校」創刊１号　びわの実文庫　1963　（復刻）
坪田譲治が主宰した童話雑誌

 

「鬼ヶ島通信」創刊号　鬼ヶ島通信社　1983
創刊号は佐藤さとる編集の同人誌

 

「季節風」創刊号　全国児童文学同人誌連絡会　1984
あさのあつこ等が執筆している同人誌