錦絵新聞は「錦絵」と「新聞」が結びついて誕生した明治初期、束の間花開いた視覚的ニュース・メディアである。
　まだ文字の教育が充分でなかったこの時代に、より庶民に親しみ易いようにニュースを色鮮やかな絵にして見せるという新しい領域を切り開いた錦絵新聞は、明治７年に東京で発刊され、翌年大阪にも波及し、大衆娯楽の一つとして、一時流行した。
　今回は大阪の錦絵新聞の特徴、面白さなどをお話いただきます。



〜　当日は会場で、明治期の新聞などを展示いたします　〜

講師

土 屋　礼 子 氏

（大阪市立大学　大学院助教授）

日時：平成１３年３月１６日（土）
　　　　午後１時３０分〜３時３０分

会場：大阪府立中之島図書館３階
　　　　文芸ホール

定員：５０名