1.検討過程について
両館職員へのアンケートを実施し、両館職員で構成する<図書館評価検討チーム>で原案を作成、府立図書館活動評価委員会にて(素案)を決定
2.次期(素案)をまとめるにあたっての考え方
(1)5つの「基本方針」は、基本的に維持する(一部文言修正を検討)
・基本方針ごとに、現状分析と課題抽出をまとめ、重点目標をなぜ「重点」として設定したかの理由が第三者にも理解できるようにする。
・府市統合をめぐる状況等、今期から次期サイクルに向けての概括的な状況説明は、基本方針と重点目標の前文に入れていく方向で考える。
(2)「重点目標」は、次期サイクルにおいて新規に取り組むもの、また特に力を入れて取り組むものに絞る。
・今期の重点目標のうち、継続的に取り組む内容のものは、重点目標には挙げず、「基礎指標」において取り組みを分析・評価していく(収集<寄贈依頼>に関する目標等)。
Cf.重点目標の数
今期重点目標の数:
基本方針①4個 ②7個 ③6個 ④4個 ⑤4個 計25個
⇒次期素案原案(現時点) ①4個 ②5個 ③4個 ④2個 ⑤2個 計17個
(3)評価指標は、重点目標に対して設定する「重点指標」と、館の運営状況を把握するための基礎的な指標である「基礎指標」に分けて設定する。
<重点指標>
・重点目標への到達度をもっとも的確に反映すると考えられる指標とする。
・評価指標の数を絞り込むため、また評価結果が第三者にも分かりやすいものにするため、今期重点目標のように、活動内容に対して指標を設定することはしない (重点目標に対して設定)。
・活動内容については、PDCAサイクルに則って対象期間内に適宜見直しながら、重点指標に基づく目標への到達をめざすイメージとする。
・重点指標には、今期の「活動指標」「参照指標」の区分は設けない。
<基礎指標>
・『要覧』等に掲載している基礎的なデータをベースに構成する。
・経年比較や他館比較等により分析を行い、館の課題把握につなげる。
Cf.評価指標の数
今期重点目標の指標数: 活動指標:118個 参照指標:97個 計215個
⇒次期素案原案(現時点): 重点指標:50個程度 基礎指標:50個程度
7月19日 第1回活動評価部会に「素案」を提示・審議
8月23日 第1回図書館協議会で「素案」を審議
→ 図書館協議会でのご意見等を受けて下半期には、さらに評価指標、活動内容レベルまで詰め、年明けの第2回協議会で再度審議いただいた後、確定させたい。