当館には2箇所の展示コーナーがあります。ひとつは比較的大々的な展示をする「1階展示コーナー」。もうひとつは正面入口入ってすぐのところにある「エントランスギャラリー」です。
このエントランスギャラリーは、広く府民のみなさまに「お貸し」しているスペースです。今は「押し花教室」の作品が展示されていますが、写真展や絵画展など、本当に気軽にお使いいただいています。もちろん、年配の方だけでなく、外国の学生の方が留学の経験の中で撮りためた「日本の風景の写真展」などもありました。
利用規則は、例えば「政治・宗教活動でないこと」や「公序良俗に反しないこと」など基本的なことだけで、あとは利用者の方の「自由な発想」でお使いいただけます。費用もかかりません。このサイトをご覧のみなさんも、なにか「企画展示」をしてみませんか?お気軽に中央図書館総務課・エントランスギャラリー担当までお問合せください。
いっぽう、1階展示コーナーは原則として個人や民間の団体の方による使用はできません。当館の主催事業や、「大阪府高齢者大学同窓会」との共催事業などの展示に使用しています。今は大阪府生活文化部安全なまちづくり推進課による「犯罪被害者週間啓発パネル展」を実施していますし、この次には当館の主催事業である
「人権展」をおこないます。
ここで苦労話をひとつ。じつは、この展示コーナーにある展示ボードは、本当に重たいのです。一人で持とうとすると、ズシリと「腰」にこたえます。ボード10枚でも移動させようものなら、本当にちょっとした「引越し」のようです。そこで、ほとんどのケースでは2人一組になって、汗を拭き拭き展示しています。
このような展示は、かなりおおがかりな作業になることから、いわゆる月曜休館日におこなうことがほとんどです。利用者のみなさまにとっては休館でご迷惑をおかけしておりますが、このような事業を実施する「準備日」でもあるのです。どうかご理解ください。
図書館は本の貸し借りをすることだけのためにあるのではありません。展示などを通して、みなさまがたの心に残る取り組みもおこなっていきたいと思っています。是非一度、見に来てください。お願いします。