H20年度 大阪府立中央図書館主催 第3回府民講座


 13年前の阪神・淡路大震災、昨年の新潟県中越沖地震、今年の岩手・宮城内陸地震、中国の四川大地震など、最近地震災害が続発しています。
 講演では地震とはどのような物理現象なのか、地震の時の地面の揺れはどのように生じるのか、揺れの特徴は何によって決まるのかなどを過去の地震から得た知識や教訓などとともに解説していただき、今後発生が予想される東南海・南海地震に対する地震災害軽減に向けた取り組みなどを映像などもまじえてわかりやすく紹介していただきました。

日時 11月8日(土)   午後2時30分~午後4時  
テーマ
 「巨大地震が関西を襲う ~その時、身を守るために~」
講師: 釜江克宏 先生(京都大学教授)

会場:当館ライティーホール

<受講者のみなさんの感想です>(抜粋)

  • 岩盤が硬い程、地震は被害が小さい、ということが分かりました。日本は4枚のプレートが重なっているから地震も発生しやすい。マグニチュード(地震の大きさ)、震度は揺れの強さ、この事も勉強に成りました。P波からS波この事もまったくしりませんでした。etc
  • 大変よかったです。
  • わかりやすいご説明で役立ちました。  
  • テーマが地震というのは、大変ためになる内容でした。阪神大震災を経験している私としましては、予備知識というのは、必ず役に立つものだと思います。これからも定期的に、地震のそなえについて、いろんな角度からのテーマで行ってほしい。     
  • 災害に関して大変高名な先生であるにもかかわらず、一般の者にも大変わかりやすくパソコンの映像を使っての講習は素晴らしいものでした。機会があれば、又、聴講したいと思いました。特に南海地震のシュミレーションは非常に興味深いものでした。