肉食系女子v.s.文学(おたく)女子 平安時代、王朝文学そのままに恋愛の世界に生き、それを赤裸々につづった女性がいました。歌人としても知られる 和泉式部です。一方、空想世界の中で壮大な恋愛模様を作り上げた女性がいました。「源氏物語」の作者、紫式部です。 今回の府民講座では、和泉式部と紫式部という、同じく中宮彰子に仕えながら、まったく異なる生き方をした二人の女性をとおして平安時代の恋愛観、女性像 を探ります。 講師は、わかりやすくて楽しい講義が好評の山本淳子先生です。最新の研究に基づいて平安文学を代表する二人の謎多き人生を解き明かしていただきます。 今回の講座が、皆様の古典文学への関心を高め、日本文化への理解を深めるきっかけになることを期待します。 <講師> 山本 淳子 先生 京都学園大学人間文化学部教授。石川県金沢市生まれ。京都大学文学部文学科卒業。石川県立図書館、石川県内で高校教諭などをつと めた後、京都大学大学院人間・環境学研究科に入学、同研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)、専門は平安文学研究。2007年『源氏物語の時代 一条天皇と后たちのものがたり』でサントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞。他の著書に『紫式部集論』、『源氏物語が読みたくなる本』、『私が源氏物語 を書いたわけ 紫式部ひとり語り』等がある。 <日時> 平成25年11月2日(土) 14時30分~16時
(受付は13時45分からおこないます)
<会場> 大阪府立中央図書館ライティホール ・地下鉄中央線(近鉄けいはんな線)荒本駅下車 1番出口より北西に約400m ・バスでお越しの場合は近鉄バス「東大阪市役所前(中央図書館前)」で下車すぐ 受講料: 500円 (当日受付にてお支払いいただきます。つり銭のいらぬよう、ご協力をお願いいたします) ※受付にて身体障がい者手帳等を提示されたご本人とその介助者は無料です。 ※講演には手話通訳を準備しております 定員: 380人(申込み先着順) 締切日:10月29日(火)必着 ※定員に達しない場合は申し込み期間を延長します。
|