大阪府立中央図書館主催  府民講座・ステージ1


      上田正昭先生講演会

史料で読み解く難波宮と日本の文化

 日本の歴史と文化の実像を明らかにする研究を60年余にわたり続けておられる上田正昭先生(京都大学名誉教授、大阪府立中央図書館名誉館長)に、「難波宮」の歴史的意義と日本の文化の成り立ちについて、お話いただきます。本講座により、みなさまが日本・大阪の歴史と文化について関心を深められること、本講座が生涯にわたっての学習活動の一助になることを期待して、開催いたします。


第1回 7月4日(   午後2時〜午後3時30分 (受付けは午後1時からおこないます) 
テーマ
 「難波宮と東アジア」
  • 難波宮跡の発掘調査が進むにつれて、万葉仮名の和歌が書かれたと思われる木簡が出土するなどの新しい発掘成果が現れている。これらの新しい発掘成果から、難波宮の歴史的意義を読み解き、改めて東アジアとの関係を考察する。

第2回 
7月11日( 午後2時〜午後3時30分 (受付けは午後1時からおこないます)
テーマ 
「歴史に学ぶ、日本の文化の真髄」

  • 「洋魂洋才」が広がりつつある昨今。今一度、「和魂あっての洋才であり漢才である」ということを見つめ直し、日本の文化に対して自信を深めていただきたい。日本の文化がいつから、どのように成立してきたのかを解き明かしつつ、グローバル化が進む世界の中で、アイデンティティを持つ必要性・重要性について考察する。
講師:各回とも 上田正昭 先生(※各講演に、「手話通訳」を用意しております)

受講経費:各回 500円(当日、受付にてお支払いただきます。つり銭のいらぬよう、ご協力をお願いいたします)
            ※受付にて「身体障害者手帳」等を提示された方は無料です。

定員:各回 380人(申込み先着順)

締切日:各開催日の4日前(必着)

会場:大阪府立中央図書館 ライティ・ホール(アクセス地図は ココ をクリックしてください)
      ・地下鉄中央線(近鉄けいはんな線)荒本駅下車 1番出口より北西に約400m
      ・バスでお越しの場合は近鉄バス「東大阪市役所前・中央図書館前」で下車、すぐ

<講師紹介>

上田 正昭(うえだ まさあき) 先生

 京都大学名誉教授、大阪府立中央図書館名誉館長、姫路文学館館長、世界人権問題研究センター理事長、高麗美術館館長。島根県立古代出雲歴史博物館名誉館長。日本・東アジア古代史専攻。京都大学文学部史学科卒業。文学博士(京都大学)。1971年京都大学教授に就任。アジア史学会会長、京都大学退官後、大阪女子大学学長に就任。1997年より当館名誉館長。「南方熊楠賞」(2000年)など受賞多数。2001年には歌会始の召人に選ばれ、2002年からは社叢学会理事長としても尽力する。著書は、『上田正昭著作集』(全8巻)、『日本文化の基層研究』、『古代日本の輝き』など多数。

<申込み方法等>

H20年7月1日 午前10時時点で、定員に達しましたので、申し込みを締め切りました。


なお、当日受付がある(当日欠席する申込者がいる)可能性があります。「入場できること」をお約束はできませんが、当日、午後2時少し前に会場に来ていただき、席が空いておりましたら、当日受付をいたします。

<申込み・問合せ先>

大阪府立中央図書館 総務課 「府民講座」担当

〒577−0011
  東大阪市荒本北57−3
    電話 06−6745−0170
(電話による参加申込みはおこなっておりません)
    FAX 06−6745−0262


大阪府立中央図書館ホームページ(http://www.library.pref.osaka.jp/site/central/index.html
大阪府立図書館ホームページ(http://www.library.pref.osaka.jp/
大阪府ホームページ(http://www.pref.osaka.jp/

※なお、申込みによって取得した個人情報については、イベントの
参加確認・連絡以外には使用しません。




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