平成19年度 大阪府立中央図書館主催 未来展 実施報告
本年度の「未来展」では、府立高校、府立工業高等専門学校でつくられた作品展示をすると同時に、各学校作成のパネル展示をおこないました。特に好評であったのは「触れてみよう」というコーナーを設けて、実際に工科高校の授業などで用いられている教材(さまざまな形態の歯車)に触れていただき、その構造や動きの複雑さ、楽しさに興味を示していただきました。 また、「ものづくり教室」等も開催し、「はんだこて」を用いて「電子回路のはんだづけ」等をおこなったり、ロボット工作教室ではできあがったロボットで参加者どうしの「トーナメント戦」もおこないました。 今回の「未来展」が「ものづくりの魅力」を再発見され、一人ひとりの未来への可能性の扉を開く契機となったのであれば、本当にうれしく思います。 実施期間:8月21日〜9月2日 <実施内容> ■展示 大阪府立工科高校9校、府立成城高校・東住吉総合高校(クリエイティブスクール)、及び、大阪府立工業高等専門学校の学校紹介パネルの展示や、生徒・学生のみなさんがつくった作品を中心とした製作物を展示しました。 ■ものづくり教室 ![]() (1)府立布施工科高校の先生方と生徒のみなさんの協力により、「木製ヘリコプターづくり教室」開催 1枚の「板」にレーザーカッターによりきざまれた、「型」を切り取り、それを組合わせて、ヘリコプターをつくりました。(右の写真はできあがったヘリコプターです) (2)府立西野田工科高校の先生方の協力により「電子オルゴールづくり教室」開催 (3)府立城東工科高校の先生方の協力により「電子こまづくり教室」開催 ![]() (4)府立工業高等専門学校の先生方と学生のみなさんの協力により、「ロボット工作教室」開催 ![]() 例年おこなっている「ロボット工作教室」ですが、今年は「ボクサー・ロボット」をつくりました。わからないところや難しいところは府立高専の学生のみなさんに教わり、なんとか完成。その後、みんなで「トーナメント」戦を実施。プロジェクターを用いて、上映し、みんなで楽しみました。(右の写真は「ボクサー・ロボ) ■宇宙教室 JAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員の方により、「月惑星探査と宇宙ロボット」というテーマで講演をしていただきました。 ![]() |
<未来展展示風景>
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |