第7回目のサイエンスカフェを、平成20年12月6日（土）大阪府立中央図書館多目的スペースにて開催しました。非常に寒い一日でしたが、１６名の方が参加してくださいました。テーマは「地球温暖化と最新エネルギー技術について」で、ゲストに大阪工業高等専門学校の杉浦公彦さんをお招きしました。

　最初に、地球温暖化のメカニズムとその現状について、写真やグラフを用いて分かりやすく説明していただきました。その後、風力、太陽光、燃料電池等の地球に優しいエネルギー技術についてお話しいただきました。杉浦さんによると、エアコンの室外機から出る風や地下鉄の駅構内を吹き抜ける風からも、エネルギーを取り出せるそうです。 それぞれの場所で得られるエネルギー量は小さいとのことですが、全世界でこれが行われれば、「塵も積もれば山となる」ではありませんが、地球温暖化防止に十分貢献できるのではないかと感じました。

　最後に、誰でもできる「エコ」の話しをしていただきました。冷蔵庫に物を詰め込み過ぎない、コンセントをこまめに抜く等のちょっとしたことでも、消費電力は確実に節約できるそうです。消費電力が節約されれば、当然電気代も安くなります。 地球に優しいだけではなく、電気代の節約にもなるんですから、まさに一石二鳥ですよね。 私も、早速今日から挑戦してみたいと思います。 （企画担当）