資料展示 「なつかしの子どもの本‐名著30選」
※八咫烏(復刻版)より
- 期間:平成22年5月5日~7月4日
- 場所:国際児童文学館内 小展示コーナー
- 大阪府立国際児童文学館(吹田市万博公園内)より、70万点におよぶ貴重な資料がこのほど当館に移され、新しい閲覧室でご覧いただけるようになりました。 本展示「なつかしの子どもの本~名著30選」は、このオープンを飾るにふさわしい、日本の子どもの本の珠玉の名著30点を選び、展示するものです。内容をはじめ図像・装幀など、あらゆる点で日本を代表するこれらの本をご覧いただき、わが国のすばらしい子どもの本の文化に触れていただければ幸いです。
- ギャラリートーク(職員による展示資料の紹介)平成22年6月26日(土) 午後1時~1時30分
※資料は復刻版での展示となります。
資料(書名・誌名・叢書名) | 著者 | 出版者 | 出版年 |
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「THE STORY OF NIPPON」 | 林弘之:著 |
松室八千三:発行(大阪) 石塚書店:発売(大阪) |
明治33年3月 |
『八ツ山羊』(西洋昔噺 第1号) |
グリム:原著 呉文聡:訳 |
弘文社(東京) | 明治20年7月 |
「コドモノクニ」(第1巻第1号) |
鷹見久太郎:編輯 武井武雄:表紙画 |
東京社(東京) | 大正11年1月 |
『イーハトヴ童話 注文の多い料理店』 |
宮澤賢治:著 菊池武雄:装画装幀 |
東京光原社(東京) 杜陵出版部(花巻) |
大正13年12月 |
『怪人二十面相』 |
江戸川乱歩:著 小林秀恒:挿絵 |
大日本雄弁会講談社 (東京) |
昭和11年12月 |
『長編冒険漫画 鉄腕アトム』 | 手塚治虫:著 | 光文社(東京) | 昭和31年6月 |
『こがね丸』(少年文学叢書 第壱) | 漣山人:著 | 博文館(東京) | 明治24年1月 |
『八咫烏』(日本お伽噺 第壱編) |
大江小波:編 久保田米僊:画 |
博文館(東京) | 明治29年10月 |
『(真田三勇士忍術之名人)猿飛佐助』 (立川文庫 第40篇) |
佛山樓主人:述 雪花山人:著 |
立川文明堂(大阪) | 大正3年2月 |
『八つの夜』(「愛子叢書第4編) | 与謝野晶子:著 | 実業之日本社(東京) | 大正3年6月 |
『花物語 Ⅰ』 | 吉屋信子:作 | 洛陽堂(東京) | 大正9年2月 |
『赤い蝋燭と人魚』 | 小川未明:著 | 天佑社(東京) | 大正10年5月 |
「少年世界」(創刊号) | 巌谷小波:主筆 | 博文館(東京) | 明治28年1月 |
「赤い鳥」(第1巻第1号) |
鈴木三重吉:主宰 清水義雄:表紙 |
赤い鳥社(東京) | 大正7年7月 |
「金の船」(第1巻第1号) |
島崎藤村ほか:監修 岡本帰一:表紙 |
キンノツノ社(東京) | 大正8年11月 |
「児童文学」(第1冊) | 佐藤一英:編集 | 文教書院(東京) | 昭和6年7月 |
「児童文学」(第2冊) | 佐藤一英:編集 | 文教書院(東京) | 昭和7年3月 |
「少年倶楽部」(第20巻11号) |
加藤謙一:編集 斉藤五百枝:表紙画 |
大日本雄弁会講談社 (東京) |
昭和8年11月 |
「ひまわり」(第1巻第1号) | 中原淳一:表紙・編集 | ひまわり社(東京) | 昭和22年1月 |
『おほかみ』(「家庭叢話 第一) |
グリム氏:原著 上田萬年:重訳 |
吉川半七:印刷兼発行 (東京) |
明治22年10月 |
『桃太郎鬼が島でん』ほか(「明治の赤本」) | 竹内栄久:画工 | 宮田幸助:出版 | 明治13年12月 |
「日本一ノ画噺」 |
巌谷小波:文 杉浦非水ほか画 |
中西屋書店(東京) |
明治44年 ~ 大正4年 |
「キンダーブック」(第1集第1編「お米の巻」) |
岸辺福雄:指導 倉橋惣三ほか:賛助 |
フレーベル館(東京) | 昭和2年11月 |
『安寿姫と厨子王丸』(「講談社の絵本 94」) |
須藤重:絵 千葉省三:文 |
大日本雄弁会講談社 (東京) |
昭和14年1月 |
『ぐりとぐら』(「こどものとも」93号) |
なかがわりえこ おおむらゆりこ |
福音館書店(東京) | 昭和38年12月 |
「小国民」(12号) | 石井研堂:編集主幹 | 学齢館(東京) | 明治23年5月 |
『お伽 正チヤンの冒険』 |
小星:著 東風人:画 |
朝日新聞社(大阪・東京) | 大正13年10月 |
『のらくろ上等兵』 | 田河水泡:著 |
大日本雄弁会講談社 (東京) |
昭和7年12月 |
『冒険ダン吉』 | 島田啓三:著 |
大日本雄弁会講談社 (東京) |
昭和9年8月 |
『黄金バット』 | 永松健夫:作・画 | 話の日本社(東京) | 昭和5年 |