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人文系資料室 資料案内 12 2008年10月 |
今年はブラジル移民100年の年だそうです。 |
○ブラジルと移民の歴史を知る ○紀行&案内 ○音楽・文化 |
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書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | 請求記号 | 内容紹介 |
逢いたくば ブラジル移民百年の肖像 ART BOX/GALLERYシリーズ | 八木仁志 写真 | ART BOXインターナショナル | 2008.4 | 334.4/451N | 初のブラジル移民船・笠戸丸出港から100年。ブラジル南部のサンパウロ州とパラナ州在住の移民の人々、彼らの子孫・日系人の肖像を追いかけた。日本ブラジル交流100年の歴史の、生き証人となる人たちの貴重な写真が満載。 |
女たちのブラジル移住史 | 小野政子 著 | 毎日新聞社 | 2007.8 | 916/3284N | ブラジル移民100周年を記念して、40代から80代までの幅広い年齢層の日本人女性6人が共同執筆した、それぞれの移住史。ブラジル社会の日本人男性を支えた、一般家庭の女性による目には見えない礎が浮かび上がる。 |
ブラジル日本移民百年史 別巻 目でみるブラジル日本移民の百年 | ブラジル日本移民史料館 編 | 風響社 | 2008.4 | 334.4/449N/別 | 明治41年サントス港に上陸した781人から、今や6世・130万人の広がりとなったブラジル日系人社会。第1回移民船出港から100年。厳選した写真に詳細な解説を付し、日系人の苦闘と栄光の歩みをたどる。 |
日系ブラジル移民史 | 高橋幸春 著 | 三一書房 | 1993.1 | 334.4/65N/(2) | 1908年日本からの移民が初めてブラジルの土をふんだ。金のなる木があると聞かされてやってきた彼らのその後は苦闘の連続であった。移民たちの苛酷な歴史を振り返りながら国家、民族、文化、そして国際化の問題を考える。 |
昭和初期一移民の手紙による生活史 ブラジルのヨッチャン | 中野卓 共編 | 思文閣出版 | 2006.4 | 334.4/379N | 昭和3年、20歳でブラジルへ移民として出国した中野義夫が日本へ送った書簡を中心に、義夫の妻・君子や長男・幸政ほか関係者の手紙を添えて編纂。昭和の一側面をとらえた社会学的にも貴重な資料。 |
ブラジルの大地に生きて 「日系移民の母」渡辺トミ・マルガリーダの生涯 | 藤崎康夫 作 | くもん出版 | 1998.12 | J289/388N/ワ | 通じない言葉、ままならない医療、そして戦争…。ブラジルの地で苦闘する日本人移民のために生涯をささげた「日系移民の母」渡辺トミ・マルガリーダの愛の姿を描いた、感動のノンフィクション。 |
ブラジル日本移民史年表 | サンパウロ人文科学研究所 編 | 無明舎出版 | 1997.4 | 334.4/169N | 労作の誉れ高い半田知雄編「ブラジル日本移民史年表」を、20年ぶりに全面改訂・加筆。日伯修好100年を記念して編まれた初の日本国内版年表。 |
蒼氓の92年 ブラジル移民の記録 | 内山勝男 著 | 東京新聞出版局 | 2001.1 | 334.4/249N | 作家・石川達三と共にブラジルへ渡ったジャーナリスト内山勝男の書き下ろし。日本人のこころをさがし求めた移民社会の幾千夜。踊る地平線ブラジル、その中で生きる日系社会、あのこと、この人、踊る群像にスポットを当てる。 |
ブラジルへの虹 日伯修好100周年 | 黒田公男 著 | 六甲出版 | 1995.9 | 319.1/340N | ブラジルの日系移住者がたどってきた歴史を詳しく検証することによって、日本の国際化の問題に1つの示唆を与える。著者は日伯協会の事務局長。 |
日本ブラジル交流史 日伯関係一〇〇年の回顧と展望 | 日本ブラジル交流史編集委員会 編 | 日本ブラジル修好100周年記念事業組織委員会 | 1995 | 319.1/362N | |
ブラジル研究入門 知られざる大国500年の軌跡 | 金七紀男 [ほか]共著 | 晃洋書房 | 2000.5 | 262/6N | 他のラテン・アメリカ諸国とは異なる歴史的経過を辿り、日本と最も親密な関係にあるブラジル。「発見」500周年という節目の年に、植民地時代から現在までのブラジルの歴史と文化を新たな視点から概観する。 |
ブラジル社会の歴史物語 | 田尻鉄也 著 | 日本マーケティング教育センター | 1999.1 | 262/5N | ブラジルの社会・文化の根底にあるものは、キリスト教と奴隷制度であるという視点から、広大で資源に富むブラジルが依然として「ラテンアメリカ的停滞」に留まっている原因は何か、歴史を通じて考えた論考。 |
ブラジル学への誘い その民族と文化の原点を求めて Sekaishiso seminar | 田所清克 著 | 世界思想社 | 2001.9 | 262/7N | 広い国土と豊かな資源に恵まれた「21世紀の大国」ブラジル。そこで世界最大の日系社会を築きながら、日本人のブラジル理解はなぜ一面的なのか。ブラジルの社会や芸術等に関心を持つ人に、新たな「ブラジル学」の視圏を提供。 |
「ブラジルの発見」とその時代 大航海時代・ポルトガルの野望の行方 叢書歴史学への招待 | 浜岡究 著 | 現代書館 | 2006.3 | 236.9/7N | 大航海時代と植民地主義の現実をポルトガル植民者の視点から明らかにし、ブラジルに上陸した彼らの足跡から欧州植民地政策の過酷な実相を詳述。先住民抑圧と欧州外交政策が交差したブラジルの歴史を平易な文で書き下ろす。 |
ブラジル史 世界歴史叢書 | ボリス・ファウスト 著 | 明石書店 | 2008.6 | 262/10N | 歴史叙述に力点を置き、ポルトガル領アメリカ植民地期のブラジルと、独立以降のブラジルに関して基本的な知識を提供。ブラジルの奴隷制度の性格、権威主義体制から民主主義への移行の特徴などの議論を織り込みながら解説する。 |
カヌードス・百年の記憶 | 小田輝穂 著 | 現代企画室 | 1997.8 | 262/4N | 多くのすぐれた作家や映画人たちの想像力を刺激してきた19世紀末のカヌードス戦争。1世紀後のいま、土地と自由を求め、カヌードスの再生にかけるブラジル農民の夢を追うノンフィクション。 |
遠くて近い国 シニア・ボランティアの見た21世紀ブラジル | 眞砂睦 著 | 無明舎出版 | 2007.8 | 302.6/40N | 21世紀のエネルギーや農業問題をみすえながら、おおらかな混血国家の過去と未来を、生活者の視点から綴った最新ブラジル事情。遠くて近い国、ブラジルの素顔と日本人とのかかわりの一端を紹介する。 |
○紀行&案内 このページのトップへもどる
書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | 請求記号 | 内容紹介 |
サンパウロ/リオデジャネイロに暮らす Brazil Sao Paulo/Rio de Janeiro 地球ライブラリー | サンパウロ リオデジャネイロに暮らす編集 | ジェトロ | 2002.1 | 296.2/6N | 日常生活の不安や戸惑いをなくし、快適で豊かにサンパウロ・リオデジャネイロで生活するための、両都市の生活スタイルを網羅したガイドブック。現地日本人の体験を活かした、すぐ役に立つ情報や知恵が満載。94年刊の第2版。 |
全アマゾン下り 水源から河口まで 世界紀行冒険選書 | ジョー・ケイン 著 | 心交社 | 1990.11 | 296.2/1N/(2) | |
バイーア・ブラック ブラジルの中のアフリカを探して | 板垣真理子 著 | トラベルジャーナル | 1997.11 | 296.2/13N | 至福の音楽、狂乱のカーニバル、陶酔を呼ぶ不思議な伝統儀式。ブラジルの中のアフリカ、アフロ・ブラジル文化が力強く躍動する、世界でもっとも熱い街・サルバドールの魂を揺さぶる紀行ルポルタージュ。 |
ブラジル オン・ザ・ロード | 石山和男 著 | ビレッジセンター出版局 | 1997.9 | 296.2/11N | ブラジル音楽の魅力にとりつかれた音楽ディレクターが、すべてを捨ててバイクに乗って旅に出た。サンバの官能のリズム、大自然のエネルギー、カーニバルの熱狂…。亜熱帯の光と影を肌で感じ、ふるえる魂が奏でた音楽紀行。 |
ブラジル辺境紀行 血も涙も乾く土地 | 高野悠 著 | 日本放送出版協会 | 1994.2 | 296.2/4N | 800人を殺しながら死後50年以上たった今なお“義賊”と讃られる男、ランペオン。40年来殺し合いを続ける2つの家族。ブラジル発祥の地・北東部地方に、難民と流血の歴史を訪ねる。 |
ブラジル夢紀行 | 桑野淳一 著 | 彩流社 | 2000.4 | 296.2/21N | 生きた人と雄大な大地の交錯する国、ブラジル。日系人旅行家ジョージと歩く赤い愛しき大地! そこは地上の楽園!? 説明しにくい広大な国ブラジルを複眼的に眺める。 |
ペン画滞在記 ブラジル-オリンダの人と暮らし | 山田純子 著 | 日貿出版社 | 1999.1 | 296.2/15N | 絵を描きながら旅から旅へ。荷物は画材道具と最低限の身の回りの品物だけ。美しい景色を求め、たくさんの人々と出会い、また助けられた著者たち夫婦の旅のひとつ、ブラジル・オリンダの滞在記。 |
放浪記ブラジル 可能性を秘めた新天地 | 田嶋謙三 著 | 柏プラーノ | 1997.6 | 296.2/10N | 熱帯、亜熱帯、温帯という複雑な自然環境と、多民族のもつ多様性という繁雑さの社会環境が混然一体となったブラジル。「旅」を主題にして、ブラジルでの生活を振り返る。 |
日本人移民 2 写真・絵画集成 ブラジル | 藤崎康夫 編集 | 日本図書センター | 1997.11 | 334.5/64N/2 | |
ガイアナとブラジルの九十二日間 海外旅行選書 | イヴリン・ウォー 著 | 図書出版社 | 1992.6 | 935/13N/(2) | |
未来の国ブラジル | シュテファン・ツヴァイク 著 | 河出書房新社 | 1993.1 | 945/2N | |
市原悦子の大アマゾン紀行 ブラジル5000kmの旅 | 市原悦子 著 | フジテレビ出版 | 1997.11 | 296.2/12N | 日本初公開のアマゾンの牛祭り・パリンチェスのボーイ フンパ、市場に水揚げされる巨大魚ピラルク…情熱的な人々と豊かな自然が共存するブラジルを、市原悦子と共に巡る写真集。 |
旅する胃袋 | 篠藤ゆり 著 | アートン | 2002.7 | 292.09/97N | 世界はきょうも、おいしい笑顔で満ちあふれていました-。アジアを中心に、自ら体験した食を通じて世界の有り様を綴る、旅の記録と胃袋の記憶。おいしい旅のレシピも添えた紀行文。 |
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書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | 請求記号 | 内容紹介 |
ブラジルを知るための55章 エリア・スタディーズ | アンジェロ・イシ 著 | 明石書店 | 2001.5 | 302.6/25N | 日本においては、貧困や犯罪など悪い面にスポットが当てられがちのブラジル。そんなイメージを一掃し、本当の意味でブラジルを理解するための55章。ブラジルの現在からその真髄まで、ブラジルを堪能できる1冊。 |
南北アメリカの日系文化 | 山本岩夫 編 | 人文書院 | 2007.3 | 334.4/401N | コミュニティ活動、食文化、教育、宗教、年中行事、芸術活動など、カナダ・合衆国・ハワイ・南米各国それぞれの日系の生活・文化、アイデンティティを追求し、日系社会の文化的状況を明らかにする。 |
サンバの国に演歌は流れる 音楽にみる日系ブラジル移民史 中公新書 | 細川周平 著 | 中央公論社 | 1995.9 | L2/1263N/(2) | |
サンバ Selected 500 over titles of discs The Dig presents disc guide series | 麻生雅人 監修 | シンコーミュージック・エンタテイメント | 2005.9 | 764.7/929N | 誰もが知っているブラジル産のリズムとサウンド「サンバ」。ロックやソウルともクロスオーヴァーし、古典からニュー・クラシックに至る約600枚のディスクを紹介。その奥深い魅力の真髄に迫る。 |
トロピカリア ブラジルに沸き起こった革命的音楽の軌跡 | カルロス・カラード 著 | プチグラパブリッシング | 2006.2 | 764.7/957N | 何かしら、新しい文化運動のようなものが生まれつつある。この運動を何と呼ぼうか…。停滞する60年代ブラジル音楽界で、トロピカリズモ運動を牽引したミュージシャン達の活動をつづったブラジリアン・ミュージックの手引書。 |
トロピカーリア ブラジル音楽を変革した文化ムーヴメント | クリストファー・ダン 著 | 音楽之友社 | 2005.11 | 764.7/941N | カエターノ、ジルベルト・ジルらが1968年、軍事政権下で繰り広げた革新的な音楽プロジェクト、トロピカーリア。ブラジルのカウンターカルチャーをリードし、世界のポピュラー音楽に影響を及ぼした、その全容が明らかに。 |
ミステリー・オブ・サンバ ブラジルのポピュラー音楽とナショナル・アイデンティティー Black culture archives | エルマノ・ヴィアナ 著 | ブルース・インターアクションズ | 2000.6 | 764.7/602N | サンバがブラジルの国民的な音楽となった経緯について、主にリオ・デ・ジャネイロを舞台に描く。リオとペルナンブーコの寄せては返す影響の流れを記す。 |
アマゾンからの手紙 10歳のブラジル移民 風の文学館 | 山脇あさ子 作 | 新日本出版社 | 2003.12 | J913/9339N/ヤ | 家業のタンス屋が人手に渡り、雅夫一家はブラジルへ行くことに。たどりついた開拓地はジャングルを焼いた灰だらけの焼け野原だった。過酷な環境の下、精一杯生きた家族を描く。 |
種を蒔く | 川内倫子 写真・構成 | フォイル | 2007.7 | 748/2154N | 2008年、日系移民が初めてブラジルの地を踏んで100年になる。日系社会から、大自然とそこに棲む生き物、人々の生活やカーニバルまでを撮り下ろした写真集。 |
ブラジル日記 Le livre de luciole | 吉増剛造 著 | 書肆山田 | 2002.4 | 914.6/6389N | “木の葉に貌を埋めて一角獣は考えていた”彼はあたうかぎり自他の迷宮の境を歩み続け、果てしない遠さを歩き続ける、途上の旅人。ブラジルで、地の囁き・人の声・風の震えに耳を傾け、遠い記憶の影と現在の揺らぎを見つめる。 |
ポルトガル・ブラジル文化への誘い | 佐野泰彦 著 | 同朋舎 | 1983.6 | 247.3/169 | |
ブラジル北東部の風土と文学 | 田所清克 著 | 金壽堂出版 | 2006.12 | 969/3N | 地方主義の伝統に深く根差した文学の華開いたブラジル北東部。そんな北東部出身の4人の作家による、ブラジル性を最も表出・吐露した代表的作品を俎上に載せ、縦横かつ多面的な視角から論じた、本邦初のブラジル文学案内書。 |
ブラジル カーニバルの国の文化と文学 泰流選書 | 田所清克 著 | 泰流社 | 1990.1 | 262/2N | |
二つの国をつなぐ子ら いま、うけつがれる日本とブラジルの交流 学研のノンフィクション | 岡本文良 文 | 学研 | 1987.12 | J916/10 |
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