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人文系資料室 資料案内 06 2007年6月 更新:2008年7月 |
「花火」は、夏の季語ともなっています。 発祥は、中国とか。日本には、鉄砲伝来の後に伝えられたそうです。 江戸時代には、現在につながる様々な花火が誕生していました。 夏の風物詩、花火の世界をご案内します。 |
○花火を見に行こう ○花火と花火師 ○小説・物語・絵本など |
○花火を見に行こう
タイトル | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 内容紹介 |
四季の花火を見に行こう 講談社カルチャーブックス | 金久保茂樹 著 | 講談社 | 1998.7 | 575.9/15N | 花火は夏だけでなく四季を通して打ち上げられている。夜桜や雪景色に映える花火を見に行ってみませんか。日本全国年間花火打ち上げスケジュールを掲載するほか、花火の作り方などの雑学も満載。 |
日本列島花火紀行 Jグラフィックス | 冴木一馬 著 | 山と渓谷社 | 2001.7 | 575.9/23N | 2001年4月のデータをもとに、日本全国で行われる花火大会をピックアップ。比較的大規模なものにはカラー写真や周辺地図など詳しい情報を記載、花火の歴史や特徴のある花火もいくつか紹介する。 |
日本列島花火旅 Shotor travel | 出井邦子 文 | 小学館 | 1996.7 | 575.9/10N/(2) | 人気の納涼花火と伝統の奉納花火を迫力のカラー写真で展開。「花火図鑑」「花火の歴史」「花火の科学」などの読み物も満載。巻末に「全国花火大会リスト」が付いた花火完全虎の巻。 |
花火うかれ 全国花火大会と楽しみ方図鑑 JTBキャンブックス | 日本交通公社出版事業局 | 1994.7 | 575.9/9N | 花火は、人類が火を使用することによって創りだした最も古いエンターテインメント。いつの時代も人の心を捉え、人の心に華を咲かせる花火の種類や世界の花火、主要な大会など、花火のすべてがわかる本。 | |
花火大会に行こう とんぼの本 | 武藤輝彦 [ほか]著 | 新潮社 | 1997.7 | 575.9/13N | 伝統的な菊花火から連発・仕掛花火まで、基本的な型をやさしく解説しながら、各地の名物花火を紹介。さらに花火師だけが知っている鑑賞のポイントも伝授。全国花火大会ベスト50の詳細リスト付き。 |
必殺花火情報 京都書院アーツコレクション | 京都書院 | 1998.8 | 575.9/16N | 昔なつかしい線香花火から、手持ち花火の数々、糸つき回転花火、地上で回転する花火、パラシュートや音、煙主体の昼間の花火、素人でもOKの打ち上げ花火までほぼ全てを網羅の指名買い用花火カタログ。 | |
絵本清洲川・続梵天錦 名古屋市博物館資料叢書 | [高力種信 著] | 名古屋市博物館 | 2002.3 | 575.9/35N | |
静岡県ふくろい遠州の花火 静岡県袋井市全国花火名人選抜競技大会「ふくろい遠州の花火」 | 泉谷玄作 著 | 日本カメラ社 | 2006.7 | 748/2021N | 静岡県袋井市が主催する、全国花火名人選抜競技大会「ふくろい遠州の花火」の参加作品を撮影した写真集。美しく華やかな花火写真の数々を、迫力満点で収録。大会の歴史や、花火製作の工程も紹介する。 |
長野の花火は日本一 | 武藤輝彦 著 | 信濃毎日新聞社 | 2001.1 | 575.9/25N | 諏訪湖の水上花火、神社の奉納花火、長野えびす講煙火…。世界に冠たる芸術的な花火をつくった長野県の花火師とその歴史を、見事なカラー写真とともに紹介する。 |
花火写真集 片貝まつり-世界でここだけの四尺玉- | 冴木一馬 写真 | ぶんか社 | 2003.8 | 748/1636N | NHK朝の連続テレビ小説「こころ」の舞台になった、新潟県小千谷市の「片貝まつり」。ギネスにも乗っている世界最大の花火・四尺玉で知られる花火大会の貴重な資料写真を中心に、日本各地28か所の花火大会の写真を収録。 |
花火に熱狂する片貝 世界一・四尺玉の里 | 渡辺三省 著 | 野島出版 | 1992 | 575.9/5N/(2) | |
流星調査報告書 滋賀県選択無形民俗資料 | 流星保存会 編集 | 米原町教育委員会 | 1993.1 | 575.9/26N | |
華美(HANABI) 満天百彩 | 恩田弘一 [撮影] | オンダ | 2002.5 | 748/1477N | 繊細な心と緻密な技が織りなす光の瞬間芸術、打揚花火。花火師たちが魂を込めて花開かせた珠玉の作品160点あまりを花火の種類別にまとめた写真集。 |
花火 竹崎昭写真集 | 竹崎昭 著 | アイピーシー | 1990.7 | 748/53N/(2) | |
花火のデザイン 安威勝弘写真集 | 安威勝弘 著 | 東方出版 | 1996.8 | 748/772N | 一瞬の美しさや視覚的バランスの面白さ、プリント時の感動、意外性…。夜空の空間でしか捉えることのできない色彩の光跡、瞬間の美を永遠の美に昇華させ刻したカラー写真53点を収めた写真集。 |
花火百華 丸善ライブラリー | 小野里公成 著 | 丸善 | 2000.6 | 575.9/21N | |
花火の図鑑 | 泉谷玄作 写真・文 | ポプラ社 | 2007.7 | 575.9/39N | 夏の風物詩である花火をさまざまな観点で分類し、花火の名前や特徴、花火大会などでの鑑賞ポイントを分かりやすく解説。また、花火づくりの工程や打ち上げ現場、花火の競技大会の知識なども紹介する。 |
○花火と花火師 このページのトップへもどる
タイトル | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 内容紹介 |
日本の花火のあゆみ | 武藤輝彦 著 | リーブル | 2000.1 | 575.9/22N | 花火の世界に入って50年の著者が、その中で調べたこと、聞いたこと、知ったことを紹介。花火事始め、花火大会の変遷、がん具花火の歩み、各地の珍しい花火などを収録。『火薬と保安』掲載をまとめる。 |
花火の科学 Tokai library | 細谷政夫 著 | 東海大学出版会 | 1999.8 | 575.9/20N | 花火の歴史、発展、種類について紹介すると共に、花火の製作や打ち上げなどの過程で使われている様々な科学技術を解説する。また、花火師としての体験をもとにした雑記も収録。80年刊の改訂新版。 |
花火の話 | 清水武夫 著 | サークル花火万華鏡 | 1998.7 | 575.9/14N | 大正元年生まれで90歳近い今も現役の花火博士・清水武夫が1976年に出版した著作の復刻版。花火の歴史、種類、しくみ、技術など、あらゆる面から解説した他に類の無い花火関係者・愛好家のバイブル。 |
花火の本 線香花火から、仕掛花火のスターマインまで | 冴木一馬 写真・文 | 淡交社 | 2004.6 | 575.9/33N | 割り物花火の代表、菊と牡丹。あなたは区別できますか? 美しいカラー写真で線香花火から仕掛花火までを詳しく解説。花火の区別がついて、花火大会に行くのがもっと嬉しくなりますよ。全国の花火大会開催日一覧も掲載。 |
花火学入門 | 吉田忠雄 編著 | プレアデス出版 | 2006.1 | 575.9/38N | 世界の夜空に咲く花火。光、色、形、音、煙や演出が多彩で華やかな現代の花火は、花火師によって発達し継承されてきた。この経験的な技術の中に科学と学問を持ち込んだ、花火技術者のための花火学の入門書。 |
日本の花火 ちくま新書 | 小野里公成 著 | 筑摩書房 | 2007.7 | L71/670N | 花火大会が何十倍も楽しめる詳細解説とカラー写真による花火百科。伝統花火から最新動向までの花火カタログ、著者推奨の全国厳選花火大会の情報を中心に構成。夜空を彩り儚く消えていく花火の魅力を余すところなく紹介する。 |
花火師の仕事 | 池田まき子 著 | 無明舎出版 | 2005.8 | 575.9/34N | 江戸時代から400年もの歴史をもつ日本の花火は今や世界一という技術を誇り、その芸術性は高く評価されている。花火大会の舞台裏、花火師の仕事から花火の製造、鑑賞のポイントまで花火についてあらゆる角度から探った本。 |
短気負けん気花火師一代 | 小勝郷右 著 | 柏書房 | 1990.7 | 289.1/109N/オガ | |
世界の空に花火を咲かせて 花火師ひとり世界冒険奮戦記 私の世界シリーズ | 小勝郷右 著 | かのう書房 | 1987.12 | 290.9/97 | |
花火-火の芸術 岩波新書 黄版 | 小勝郷右 著 | 岩波書店 | 1983.7 | 773/61/# | |
花火ものがたり 狼煙から現代花火まで | 江口春太郎 著 | 中日新聞本社 | 1982.5 | 575.9/5 |
○小説・物語・絵本など このページのトップへもどる
タイトル | 著者 | 出版者 | 出版年 | 請求記号 | 内容紹介 |
千輪の華 新潮文庫 | 津村節子 著 | 新潮社 | 1989.2 | L913.6/3293N/ツム | |
恋火 天国の本屋シリーズ | 松久淳 著 | 小学館 | 2002.1 | 913.6/21732N/マツ | 10年経ったら、いっしょになろう-。若き女性ピアニストと花火師の恋は突然終りを迎えた。それから十余年。伝説の「恋する花火」と「恋するピアノ組曲」が残った-。天国の本屋シリーズ最新作。 |
花火師 (『江戸ふしぎ草子』所収) | 海野弘 著 | 河出書房新社 | 1995.8 | 913.6/6141N/ウン(2) | 上州で来る日も来る日も夕方に穴を掘り、朝になると埋めている老人がいた。何のために、彼はそんなことをしているのか。「穴掘りの意地」など、江戸ならではのふしぎな話ばかりを集めた物語集。 |
遠花火 | 伊藤桂一 著 | 毎日新聞社 | 1993.8 | 913.6/3606N/イト | しがらみを乗り越えて結ばれる恋。はかなく消える恋。あかりの見えない苦界を脱け出して恋する漁師のもとを目指す遊女の姿を描いた表題作をはじめ、情感溢れる時代小説を11編収録。 |
丸山健二全短篇集成 第5巻 月と花火 | 丸山健二 著 | 文芸春秋 | 1994.11 | 913.68/136N/5 | |
椿の花に宇宙を見る 寺田寅彦ベストオブエッセイ | 寺田寅彦 著 | 夏目書房 | 1998.2 | 404/286N | 日常のささやかな<不思議>を科学の視点で鮮やかに解明する寺田エッセイの集大成を、天体物理学者・池内了が編集。思いがけない宇宙の素顔をあぶり出す随筆集。 |
錬金術師の帽子 | 三木卓 著 | 講談社 | 2001.6 | 913.6/17239N/ミキ(2) | 花火が奏でる鮮烈な美の中で過去の闇から追われる男。予感の少女と直情の少年は彼を救うことができるのか。多彩な人物像が交響する華麗な花火の世界を舞台に、人間存在の意味を追求する長編小説。 |
ええじゃないか17歳のチャレンジ | 宗田理 著 | 角川書店 | 2005.6 | 913.6/27563N/ソウ | 高校生たちの自宅に届いた謎のお札。ここは幕末のええじゃないか参りの発祥地。小枝子はこれをきっかけに、ライブと花火と踊りの手作り祭典を企画したが、不気味な邪魔者の影が…。2006年夏公開予定の映画原作本。 |
必殺お嬢花火 Aoiウォーズ 角川文庫 | 大野木寛 [著] | 角川書店 | 1990.6 | L913.6/23056N/オオ | |
美しい時間 冬の花火 | 村上龍 著 | ベストセラーズ | 2006.11 | 913.6/30647N/ムラ | 花火が打ち上げられるたびに、妻の肩が震えるのが伝わってくる。冬の空気の冷たさがわたしたちの身体と心の輪郭をくっきりと際立たせている-。温かな眼差しで豊かな人生の味わいと愛の深奥を描いた、極上のラヴ&ロマン。 |
大江戸人情花火 | 稲葉稔 著 | 講談社 | 2007.7 | 913.6/31461N/イナ | 生まれて初めて夢を見た。下町の夜空が、橙色に染まる夢を-。ひたすら真面目に生きてきた花火職人に、降って湧いた暖簾分けの話。恋女房と二人三脚で、「玉屋」を創った男の感動一代記。 |
花火師リーラと火の魔王 ポプラ・ウイング・ブックス | フィリップ・プルマン 作 | ポプラ社 | 2003.8 | J933/3072N/プ | ひとりで一人前の花火師になって、おとうさんを負かしてやる。見てて! リーラは花火師の資格をえるため、家をとびだして魔王ラズバニの住むメラピ山を目指しましたが…。ユーモアあふれる元気いっぱいの冒険物語。 |
やさしい花火 シベリアにねむる友たちへ PHP創作シリーズ | 上条さなえ 作 | PHP研究所 | 1994.9 | J913/4497N/カ | ぼくんちは、二代続いた花火師の家。毎年、長岡の花火大会では大いそがし。そんなある日、おじいちゃんのもとに、ロシアからのエアメールがとどいた。おじいちゃんの悲しいシベリアの思い出とは…。 |
あがれ!大輪菊玉 | 藤田博保 作 | フレーベル館 | 1986.6 | J/10969 | |
花火とおはじき ポプラ物語館 | 川島えつこ 作 | ポプラ社 | 2003.8 | J933/3072N/プ | わたし、おばあちゃんに、なんにも、してあげられなかった-。急死した祖母と、孫の、おたがいへのあふれる思いが心にしみるファンタジー。 |
ねこのはなびや | 渡辺有一 作 | フレーベル館 | 2001.6 | E0/7796N/ワ | 夜空に打ちあがる花火の数々は、猫の花火師にとって一年に一度の晴れ舞台。小玉、中玉、大玉が景気よくあがる、あがる。しかけ花火のナイアガラは超ワイドページで描かれています。 |
たがや 落語絵本 | 川端誠 [作] | クレヨンハウス | 2006.7 | E2/1253N/カ | 隅田川の花火風景といえば、落語「たがや」の世界。花火見物で大変なにぎわいの両国橋の上、たが屋の身重のおかみさんも長屋のみんなと花火見物。ところが、おかみさん突然産気づいてしまい…。川端流落語絵本、第10作目。 |
こどもザイレン ひみつのなつまつり 名作絵本復刊シリーズ | 伊藤秀男 作・絵 | ポプラ社 | 2002.2 | E0/8370N/イ | 夏休み、村の子どもたちが寄付を集め、花火を買い、提灯に絵を描いて飾る、子どもたちだけの祭が始まる。尾張水郷地帯に伝わる行事の楽しさを、地元出身の作家が力強く描く。童心社1989年刊の再刊。 |
※内容紹介はTRCマークによる
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