今までの児童奉仕実務研修【平成16年度〜平成19年度】

平成16年度
  日時 テーマ(講師) 内容
10/8(金) 「絵本の評価と選書」
(土居安子氏・(財)大阪国際児童文学館主任専門員)
選書は図書館の根幹に関わる問題です。今講座では図書館で絵本を選書する際の観点について、実際の絵本を読み比べたり評価したりしながら研修します。
11/18(木) 「絵本の読み方 〜目指そう!講師」
(市川直美氏・枚方市立香里ヶ丘図書館司書)
ワークショップ形式で絵本の読み方を学びあいましょう。併せて自館で読み聞かせ講座を開講し、講師を努められるようになるまでをめざします。
12/2(木) 「乳幼児サービス実践のための基礎講座」 (岡寿子氏・おはなしゆりかご) 府立図書館での実践を見学し、乳幼児サービスの意義、基本的な心構えから、絵本の選び方・読み方、プログラムのたて方・遊び歌までを1日で学ぶ欲張り講座です。
平成17年度
  日時 テーマ(講師) 内容
10/25(火) 「図書の評価と見方」
(土居安子氏・(財)大阪国際児童文学館主任専門員)
「選ぶ」ためには、まず評価する能力が必要です。児童書について、1冊1冊の価値を見定め、評価する観点を学びます。
11/24(木) 「公共図書館における児童書の選書を考える」
(脇谷邦子氏・大阪府立中央図書館司書)
公共図書館における「資料選択」の意義について考え、実際に「選ぶ」際に、留意する点、押さえておくべき点について考えます。
12/15(木) 「ワークショップ・本を選ぶ」
(土居安子氏・脇谷邦子氏・速見浩子こども資料室長)
具体的な資料を前にして、評価をし、収集方針、蔵書構成を考えながら、受講者各自が選定をします。結果を発表し、全体で討議しあうことで、それぞれの選択を共有しあいます。
特別講座 1/25(水) 「わらべうた・あそびうた」
(岡崎義子氏・元梶原ピッコロ保育園長)
乳幼児サービスに不可欠なわらべうた・あそびうたは日常の業務にも役立ちます。わらべうたの「こころ」と技術を学びます。各市町村の乳幼児サービスの現状についても情報交換をしましょう。
平成18年度
  日時 テーマ(講師) 内容
11/9(木) 「支援講座のありようについて」
(新井せい子氏〔箕面子ども文庫連絡会〕、須藤有美氏〔豊中市立岡町図書館〕)
支援講座を企画立案するためにはどのような視点が必要でしょうか。実際に活動をする立場、その支援をする立場の両方から考えます。
12/7(木)  ワークショップ 1 「支援講座:絵本を選ぶ」
(アドバイザー:井尻みや子氏〔富田林市立金剛図書館〕、岩佐直美氏〔羽曳野市立中央図書館〕、京極 樹氏〔枚方市立中央図書館〕、 輔信美加氏〔堺市立中央図書館〕)
小グループに分かれて、選書をテーマにした講座の模擬演習を行います。アドバイザーとともに、研修講座の内容やありようについて検討します。
1/11(木) ワークショップ 2 「支援講座:プログラムをたてる」 同 上 小グループに分かれて、プログラム作成をテーマにした講座の模擬演習を行います。アドバイザーとともに、研修講座の内容やありようについて検討します。
平成19年度
  日時 テーマ(講師) 内容
9/27(木) 「おはなし会とは‐本の選び方、プログラムの組み方」
(矢野明子氏〔大阪市立東淀川図書館長〕)
図書館におけるおはなし会の位置づけ、意義についてふまえたうえで、本の選び方やプログラムの組み方について考えます。
10/25(木) ワークショップ 1 「おはなし会のプログラムを作成する」
(矢野明子氏)
小グループに分かれて本の選び方、プログラムの組み方について話し合い、実際におはなし会のプログラムを作成します。
12/13(木) ワークショップ 2 「作成プログラムの発表」
(土居安子氏、川内五十子氏〔大阪国際児童文学館〕、矢野明子氏)
各グループで作成したプログラムを発表し、各講師より講評していただきます。また、結果をお互いに評価しあい、それぞれの考えを共有します。
特別講座 3/6(木) 「わらべうたってたのしいね」
(柴崎 妙子 氏)
“わらべうた”は幼い子のこころとからだを育んでくれる大切なものです。乳幼児サービスに欠かせない“わらべうた”を特別講座でとりあげ、その「基本」と「実技」を学びます。手をとり合い、お互いの声を聞き楽しくふれあう中で、幼い子への関わり方や実践スキルを身につけましょう。